OLYMPUS Streamは、製造現場の検査員、品質管理の熟練者、大学などの研究者の方々が行う計測に適した、鮮明な画像の取得をサポートします。さらに高度な画像解析からさまざまな工業規格に準拠した専門的なレポートの作成まで、スムーズに行うことができます。
柔軟性に優れたOLYMPUS Streamは、計測の信頼性を保ちながら、多種多様なサンプルを迅速かつ正確に観察するための多彩な機能を搭載しています。追加オプションを組み合わせて機能を拡張させることで、OLYMPUS StreamはR&D、プロセス開発、品質管理などの様々な使用場面に有効です。
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OLYMPUS Streamの自由度のあるインターフェースでは、必要なツールウィンドウのみを表示することで煩雑になりがちなデスクトップをすっきりと整理できます。さらに、高度なカスタマイズ機能を利用してマクロを作成したり、利用頻度の高い機能を集めたツールウィンドウを作成することで、より作業が簡単になります。
![]() | 従来の顕微鏡におけるさまざまな課題を、OLYMPUS Streamなら解決できます。
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OLYMPUS Streamは、直感的に操作ができるシンプルなレイアウトになっています。高度な解析も迷うことなく効率的に行えます。
ライブデジタルレチクルによる気孔サイズの判定(ダイキャスト切断面) | OLYMPUS Streamは、ライブデジタルレチクル、十字線、ライブズーム、ライブフォーカスインジケーター、ライブ画像計測など、さまざまなライブ機能を提供します。これらのツールにより、対象物のピントや位置合わせ、簡易的な計測もすばやく行えるので作業時間を節約できます。 |
OLYMPUS Streamでは、光学的な焦点深度や視野を超えて拡張したサンプル画像を作成できます。インスタントEFI (拡張焦点機能)では、フォーカスハンドルを回すだけでZ位置が異なる多くの画像を結合し、全面にピントが合った1枚の結合画像を容易に構築できます。インスタントMIA(画像貼り合わせ)では、電動ステージを使わなくても、手動XYステージを移動するだけで驚くような速さでパノラマ画像を作成できます。
水晶のインスタントEFI(Extended Focus Image) 画像
コントラストの低いサンプルでも全面に焦点の合った画像を作成
硬貨のインスタントMIA(Multiple Image Alignment)画像作成
デバイス状態の復元機能を使用すると、以前使用した撮影条件にすばやく戻すことができ、その時と同じ見た目や条件で画像を的確に取得できます。電動顕微鏡を使用する場合には、以前のハードウェア設定を復元することも可能です。さらに、手動の正立顕微鏡や実体顕微鏡の使用時に一部の設定を手動で復元することもできます。
作業順序 | 作業者A | 作業者B |
複数の作業者で設定がバラつき検査に悪影響がでる | ||
前回の設定を簡単に確認可能 | ||
観察設定を容易に合わせることができる | ||
どの作業者でも同じ設定で観察可能 |
従来の顕微鏡におけるさまざまな課題を、OLYMPUS Streamなら解決できます。
撮る
測る
共有する
画像解析を行う際、適切な画像と結果を掲載したレポートを作成するために、どの機能をどの順番で実行するかを覚えるのは大変です。
OLYMPUS Streamのマテリアルソリューションなら、さまざまな工業規格に準拠しながら、高度な画像解析をスムーズに行うことができます。ユーザーガイダンスを活用することで操作方法を覚える必要がなくなり、トレーニング時間を短縮して解析作業に集中できます。電動ステージ※を使用すると、サンプル上の複数箇所の画像取得から解析までを自動で繰り返し、レポートにまとめることができます。
※電動ステージは他社製品になります。詳しくは仕様表をご覧ください。
![]() | 自動キャリブレーション機能では、専用の校正サンプルを用い、スケールの目盛りを自動的に多点で検出し、平均値を計算することで高精度な倍率の校正が可能です。さらに個人差によるバラツキも排除し、計測の信頼性を高められます。定期的な校正作業が必要な場合も、作業者のその日の疲労具合に左右されることなく、毎回安定した倍率の校正が実施できます。 ※推奨の校正サンプルはDSX-CALS-HRまたはOB-MM.,1/100,ミクロ(落射)またはOB-M,1/100,ミクロ(透過)です。 |
自動MIA(画像貼り合わせ)機能と電動ステージ※を組み合わせることで、広範囲の高解像画像を自動で作成できます。
※ 電動ステージは他社製品になります。詳しくは仕様表をご覧ください。
ハイコントラストなICパターンの自動MIA(画像貼り合わせ)画像(20倍対物レンズによる暗視野観察)
OLYMPUS Streamは、多彩な計測メニューを搭載しています。対象物の長さや面積、直径などを計測でき、その計測結果をライブ画像や静止画像上に表示できます。また対象物の輪郭の自動検出や面積比率など、高度な計測用途にも対応しています。
基本計測 | 輪郭自動検出(マジックワンド) | カウントと計測のクラス分類 |
レポート作成には、画像取得や計測よりも多くの時間を費やしてしまうことがよくあります。OLYMPUS Streamは、マウスを数回クリックするだけで洗練されたスマートなレポートを繰り返し作成できます。レポートはMicrosoft WordやExcelだけでなくPowerPointへ直接出力が可能で、作成後も簡単に編集できます。さらに、取得した画像のデジタルズームや印刷倍率を指定できます。また、作成したレポートのファイルサイズは自動的に圧縮され、Eメール添付でデーター交換時もファイルサイズの心配がありません。
粒子解析の結果をまとめたレポート
OLYMPUS Streamは顕微鏡やニーズを知り尽くしたオリンパスが設計しているため、顕微鏡で計測しやすい工夫が盛り込まれているので、オリンパスUIS2対物レンズの光学パラメーターを手入力する必要はありません。DSXおよびLEXT画像をインポートする場合、倍率のキャリブレーションは不要です。OLYMPUS Streamは、エントリーレベルのOLYMPUS Stream Startから高度なメインライセンスまで、ニーズに応じて最適な組み合わせでご購入いただけます。
OLYMPUS Streamは必要な機能に応じて、Start、Basic、EssentialsとMotionの4つのメインライセンスから選択いただけます。また、アプリケーションに特化した画像解析を快適に行っていただくために、マテリアルソリューションなどのオプションソフトウェアを追加頂くことも可能です。
![]() 正立顕微鏡BX53MとOLYMPUS Stream組み合わせ | BX53MはOLYMPUS Streamとも併用して活用できる新しいコード(センサー)機能を備えています。観察方法、照明ボリュームや対物レンズなどがソフトウェアと連動し、画像に撮影条件を自動的に保存できるため、撮影条件の再現やレポートへの自動反映に活用することができます。 |
倒立顕微鏡GX53とOLYMPUS Stream組み合わせ | オリンパスのデジタルカメラと共に撮影した高解像画像には高度な金属組織解析に必要な機能を備えたOLYMPUS Streamが最適です。専用の金属組織解析用のオプションと組み合わせてお使い頂くと、ガイダンスに従ってマウスをクリックしていくだけで、顕微鏡検査に主要なJISやISOの工業規格に準じた評価結果やレポートを簡単に出力できます。 |
半導体顕微鏡MX63とOLYMPUS Stream組み合わせ | 繰り返しの検査による欠陥の検出が求められる半導体顕微鏡用には、ライブでの様々な機能を備えたOLYMPUS Streamが最適です。 |
実体顕微鏡SZX16とOLYMPUS Stream組み合わせ | サンプルとの間に広いスペースが確保でき、肉眼で見るような立体的な観察が可能で、広い視野範囲が必要なマクロ観察に用いられます。 実体顕微鏡での検査や解析には、観察、撮影、計測・解析、レポート作成の一連の作業を快適にし、多彩な機能を備えたOLYMPUS Streamが最適です。 |
OLYMPUS Streamのデスクトップライセンスは、3D測定レーザー顕微鏡LEXTとデジタルマイクロスコープDSX1000の後処理用ソフトウェアとしても利用できます。
LEXT 3D測定レーザー顕微鏡 | DSXシリーズ |
3D測定レーザー顕微鏡の詳細はこちら
DSXシリーズの詳細はこちら
デジタルズームをかけてもクリアで高精彩な画像(砂岩) | 高精細画像がサンプルをありのままの姿で映します。複雑な要素から決まる色再現性パフォーマンスは正確な検査・計測に重要です。顕微鏡光学系を知り尽くすオリンパスのカメラにはモニター特性や人間の視覚特性を考慮したバランスの良い色チューニングが施されています。 |
IR観察画像(ウエハー裏面から見たIC) | 赤外(IR)光によって、可視光を通さない実装されたICチップなどの内部観察ができます。 ※IR専用カメラ(他社製品)が必要です。詳しくは仕様表をご覧ください。 |
OLYMPUS Streamでは、独自の画像処理アルゴリズムにより露出時間を変えた複数のHDR(High Dynamic Range)画像を自動合成。ハレーションの抑制やコントラストの強調により、明部から暗部まで鮮明な画像が得られます。さらに、デジタルカメラDP74はLiveHDR機能を搭載。ライブでHDR画像を観察できます。
HDR(ハイダイナミックレンジ)で暗部と明部の両方を同時に見やすく露光 | HDR(ハイダイナミックレンジ)でコントラストを強調 |
OLYMPUS Streamは、MIX観察の制御も可能です。MIX観察は、明視野や簡易偏光、蛍光の照明と、暗視野照明を組み合わせ、両方の持ち味を生かした見えを実現します。
OLYMPUS Streamの新機能として、MIX観察用の暗視野照明を異なる角度から照射した複数の画像を合成する機能が搭載されました。リング状の照明の映りこみやハレーションを効果的に除去し、サンプル表面の状態をありのままに映し出します。
従来の方法:明視野観察では、サンプルの真上から光を照射。一方、暗視野観察は、対物レンズの周辺からリング状にサンプルを照らすことで、平らな表面にある傷や欠陥を明るく浮かび上がらせる。 | 最新の方法:MIX 観察は、従来の観察法のメリットを組み合わせることができる。暗視野照明は特定の方向からの部分的な照射も可能。 |
社内の業務標準や外部工業規格に準拠するためにサンプルの解析では繰り返し同じ条件や手順で結果が得られなければなりません。また、それらの標準や規格に従うことは次へのプロセスや取引きの条件の1つとなる場合もあります。OLYMPUS Streamは、そのようなニーズに対応するソリューション志向のソフトウェアです。シンプルかつ信頼性の高い特定目的の検査、計測、解析を行うユニークなソリューションを、オプション追加できます。
金属組織解析に欠かせないオリンパスの工業用顕微鏡
工業検査では、多数の対象物を計測し、サイズ別に計測結果を分類する定量分析が頻繁に必要となります。
OLYMPUS Streamのカウントと計測(粒子解析)機能は、複数用意された高度なしきい値設定方法により、背景から対象物(粒子やキズなど)を確実に検出します。検出された対象物は形状・サイズ・位置・画素の特徴(輝度、彩度など)など50種類以上のパラメータでクラス分類することができます。2種類の分類パラメータを同時に選択することも可能です。さらに、OLYMPUS Streamデスクトップライセンスがあれば、カウントと計測(粒子解析)オプションを金属組織解析などのアプリケーションに、DSX1000とスムーズに連携させて使用できます。
主な機能:検出された粒子数、個々の計測結果、クラスヒストグラムの出力
一般的なソフトウェア | エッチング処理された鉄鋼の微細組織 | OLYMPUS Stream |
OLYMPUS Streamによるクラス分類結果グラフ
カウントと計測(粒子解析)用のマクロマネージャーの設定例 | OLYMPUS Streamでは、マクロマネージャーを使って、複雑な画像取得、計測などの作業を簡単にマクロとして記録できます。作成したマクロはワンクリックで実行できます。この機能を併用すると、カウントと計測(粒子解析)を複数作業者で使用しても、操作が単純なので一貫した出力結果が得やすくなります。 |
DCEフィルターで強調されたコントラスト(アルミニウム鋳物のデンドライト) | OLYMPUS Streamは、エッジ検出や円滑化などに使用できるさまざまなフィルターを備えています。たとえば、「オブジェクトの分離」フィルター、「DCE」(差分コントラスト強調)フィルター、「グレースケール」フィルターなどを使用すると、しきい値の設定や粒子の検出が容易になります。 |
新素材・新技術の登場、さらにナノテクノロジーへの移行により、一段と厳しい計測基準や品質管理を求める声が高まっています。そのため、定量分析の手法として、3D画像や3D計測が必要になるシーンが増えています。OLYMPUS Stream 電動3Dソリューションは、電動Z制御や高さマップ付きのEFI画像取得の機能により、サンプルの3D画像作成や2点間の高さを計測できます。
3Dサーフェイスビュー(粗さ標準片) | シングルビューと3Dプロファイル計測 |
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ソリューション | 説明 |
粒度解析(切断法) | 鉄鋼素材を扱うメーカーが切断、研磨、エッチング処理後の鉄鋼サンプルの結晶粒のサイズを測定・管理するために使用します。「試験線」をオーバーレイし、粒界との交点をカウントすることで粒度番号Gを計算します。 |
粒度解析(計数法) | 鉄鋼素材を扱うメーカーが切断、研磨、エッチング処理後の鉄鋼サンプルの結晶粒のサイズを測定・管理するために使用します。それぞれの結晶粒の粒界を検出することにより、粒度番号Gと二相目面積率を計算します。 |
最悪視野の非金属介在物解析
(試験法A) | 鉄鋼素材を扱うメーカーが鉄鋼サンプルの最悪視野の非金属介在物(酸化物系、アルミナ系、硫化物系、シリケート系)の形状とサイズを測定し、管理するために使用します。 |
鋳鉄解析 | 鋳造品を扱うメーカーが鋳鉄サンプルの黒鉛球状化率の測定、管理とともに、鋳造品の機械的特性を確認するために使用します。 |
チャート比較 | 各種鉄鋼素材を扱うメーカーがライブ画像または静止画を工業規格の標準図と目視比較して評価するために使用します。 |
レイヤ厚計測 | 切断面における単層または多層構造のレイヤーの厚さを測定します。塗装膜や多層構造を持つ複合材の各層の厚さの評価など幅広いアプリケーションで使用します。 |
皮膜厚さ測定 | カロテスト法を使用し、ボール研磨を実施したサンプルの皮膜厚さを測定するために使用します。 |
自動計測 | パターン認識とエッジ検出機能により、あらかじめ設定した自動計測をライブ画像上で繰り返し実施するために使用します。 |
スローイングパワー計測 | プリント基板を扱うメーカーがスルーホールやマイクロビアの銅めっき厚の均一性を評価するために使用します。 |
気孔率解析 | さまざまな検出範囲(ROI)の設定やしきい値の設定を活用し、サンプルの表面や切断面の気孔の面積、数、密度を計測するために使用します。 |
粒子解析 | 取得した画像上の複数の粒子(計測対象物)を検出、計測するために使用します。計測結果の分布は表やヒストグラムでも表示されます。 |
フェーズ分析PLUS | さまざまな検出範囲(ROI)の設定やしきい値の設定を活用し、画像上の輝度によるフェーズを素早く検出し、面積率を計測するために使用します。 |
ソリューション | 鉄鋼/鋳物製品 | 自動車 | 硝子/セラミック | コーティング | 消費財 | 電子部品 |
粒度解析(切断法) | ■ | ■ | ■ | |||
粒度解析(計数法) | ■ | ■ | ■ | |||
最悪視野の非金属介在物解析
(試験法A) | ■ | ■ | ■ | |||
鋳鉄解析 | ■ | ■ | ■ | |||
チャート比較 | ■ | ■ | ■ | |||
レイヤ厚計測 | ■ | |||||
皮膜厚さ測定 | ■ | |||||
自動計測 | ■ | ■ | ||||
スローイングパワー計測 | ■ | ■ | ||||
気孔率解析 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
粒子解析 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
フェーズ分析PLUS | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
ソリューション | 半導体 | 流体&オイル | 機械加工部品 | カーボン/複合材 | 化学/プラスチック/ゴム | 産業系科学研究 |
粒度解析(切断法) | ■ | ■ | ■ | |||
粒度解析(計数法) | ■ | ■ | ■ | |||
最悪視野の非金属介在物解析
(試験法A) | ■ | ■ | ■ | |||
鋳鉄解析 | ■ | ■ | ■ | |||
チャート比較 | ■ | ■ | ■ | |||
レイヤ厚計測 | ■ | ■ | ||||
皮膜厚さ測定 | ■ | |||||
自動計測 | ||||||
スローイングパワー計測 | ||||||
気孔率解析 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
粒子解析 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
フェーズ分析PLUS | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
■: 標準 □: オプション | Start | Basic | Essentials | Motion | Desktop | |
画像取り込み | HDR、ライブ画像の拡大表示を含む画像取得の基本機能、 LiveHDR*1、 位置ナビゲーション*1 | ■ | ■ | ■ | ■ | |
ソフトウェアオートフォーカス*2 、動画撮影(.avi形式) | ■ | ■ | ■ | |||
タイムラプス(事前設定した時間間隔で画像を自動取り込み)、インスタントEFI、インスタント/手動MIA*3 | □ | ■ | ■ | |||
自動EFI/MIA、Zシリーズ画像の取得 | □ | □ | ■ | |||
画像ツール・カスタマイズ | 基本ツールウィンドウ(画像履歴、プロパティ、ナビゲータ、ギャラリービュー)*4 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
文字・図形描写、レイヤー管理、スケールバー、十字線(クロスライン)、情報スタンプの表示、画像フィルター | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
スケール付き十字線表示/グリッド、ライブ画像のプロファイル表示、お気に入り機能、レイアウト管理、マクロ機能 | ■ | ■ | ■ | ■ | ||
計測ツール/画像解析 | 基本計測ツール(2点間距離、角度、矩形、円、楕円、多角形、多角線、円の中心間距離、角度可変スケール、直線ルーラー)、 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
フェーズ分析、マジックワンド(輪郭の自動検出)、フリーハンド多角線、補間多角形、モルフォロジーフィルター、画像演算 | □ | ■ | ■ | ■ | ||
高さ計測、3Dプロファイル計測、3Dサーフェイスビュー | □ | □ | ■ | ■ | ||
レポート*5 | レポート作成(MS-Word、MS-Excel 形式で保存) | ■ | ■ | ■ | ■ | |
プレゼンテーション作成 | ■ | ■ | ■ | □ | ||
データ管理 | 簡易ドキュメント保存(Stream Document Storage)*6 | ■ | ■ | ■ | ■ | |
制御デバイス | オリンパス製顕微鏡*7 とカメラ*8 | ■ | ■ | ■ | ■ | |
他社製カメラ*9 | □ | □ | □ | |||
他社製電動XYステージとZ電動カプラー*10 | □ | □ | ■ |
PC動作環境 | |
CPU | Intel® Core i5, Intel® core i7, Intel® Xeon |
RAM / HDD / DVDドライブ | 4GB以上(8GB以上推奨)/空き容量2.4GB以上/インストールにはDVD+R DL対応DVDドライブが必要です |
OS*11 | Windows10 Pro(64bit)、Windows 8.1(64bit) Pro、Windows 7(64bit) Professional with SP2 |
.NET Framework | Ver. 4.6.2 or higher |
グラフィック*12 | 1280 × 1024以上の解像度、32bit表示が可能なビデオカード |
Webブラウザー | Windows Internet Explorer 8, 9, 10, 11 |
*1 DP74を接続したときのみ有効な機能です。ただし、LiveHDR機能は32bitのOSでは動作しません。
*2 電動Z機能付きのオリンパス顕微鏡が必要です。また、他社製電動フォーカスユニットを使用される場合は、OLYMPUS Stream Motionまたはオプションの電動MIA/EFIが必要です。
*3 インスタントMIAは一部のカメラで動作しない可能性があります。
*4 各種一般ファイル形式とオリンパス独自の公開ファイル形式(.LEXT/.DSX/.POIR形式ファイル)の読み出し。
*5 Microsoft Officeの365、2019、2013(SP1)、2010(SP2)のいずれかが必要です。
*6 Microsoft SQL Server Expressを利用。
*7 MX63L、MX63、MX61A、MX61L、MX61、GX53、BX3M-CB、BX3M-CBFM、BX-UCB、BX-REMCB、IX-UCB、SZX-MDCU、SZX2-MDCU、U-CBS、STM7に対応しています。
*8 DP21、DP22、DP26、DP27、DP73、DP74に対応しています。
*9 浜松ホトニクス株式会社製 IRカメラ(C12741-03)に対応しています。
*10 中央精機株式会社製:2軸(/3軸)コントローラードライバ QT-ADM2(/3)、プライア―・サイエンティフィック株式会社製︓ProScanⅢコントローラー
*11 オリンパスのカメラは、サポートされているすべてのオペレーティングシステムで動作します。
*12 Live HDRに必要な環境 •NVIDIA製CUDA対応グラフィックボード(compute capability 2.1以上) •CUDA7.0 以上に対応したグラフィックボードドライバー
ソリューション | 組み合わせ可能ライセンス | 機能概要 | ||
Basic/ Essentials | Motion | Desktop | 機能・計測タイプ | |
電動3D | □ | 標準 | 一部標準* | 3Dサーフェイスビュー、3D計測、3Dプロファイル表示、シリーズ画像取得、高さマップ付きの自動EFI(電動Z機構が必要) |
電動MIA/EFI | □ | 標準 | インスタント/手動/自動MIA、高さマップなしの自動EFI(電動XYZ機構が必要)、タイムラプス(事前設定した時間間隔で画像を自動取り込み) | |
溶接計測 | □ | □ | □ | のど厚、非対称線、複数の垂直線の計測 |
カウントと計測(粒子解析) | □ | □ | □ |
多様なしきい値設定(自動、手動、手動HSV、適応)
さまざまなパラメーターで全対象物を自動計測(直径、面積、周囲長、フェレ径、伸長、円形度、色相、重心、配向度など) 個別の計測結果およびクラス分類結果を表やグラフに表示 |
* 画像取得に関する機能は使用できません。
ソリューション | 組み合わせ可能ライセンス | 結果出力 | ||||
Basic | Essentials/ Motion | Desktop | レポート自動出力 | 計測結果の表出力 | 画像プロパティに結果保存 | |
粒度解析(切断法) | □ | □ | □ | ■ | ■ | ■ |
粒度解析(計数法) | □ | □ | □ | ■ | ■*2 | ■ |
⾮⾦属介在物解析 | □ | □ | □ | ■ | ■ | ■ |
鋳鉄解析 | □ | □ | □ | ■ | ■ | ■ |
チャート比較 | □ | □ | □ | ■ | ■ | |
レイヤ厚計測 | □ | □ | □ | ■ | ■ | |
皮膜厚さ測定 | □ | □ | □ | ■ | ■ | ■ |
自動計測 | □ | □ | ■ | |||
スローイングパワー計測 | □ | □ | ■ | ■ | ■ | |
気孔率解析 | □ | □ | □ | ■ | ■ | ■ |
粒子解析 | □ | □ | □ | ■ | ■ | ■ |
フェーズ分析PLUS | □ | 標準 | 標準 | ■ | ■ |
*試験法Aに基づく
ソリューション | 機能概要 | ||
計測タイプ | 対応規格 |
ステージパス機能*1 ステージ座標アライメント機能*1 | |
粒度解析(切断法) |
試験パターンの選択(円、十字、十字と円、垂直線、水平線、垂直線と水平線)試験線数の調整(結晶粒の伸長計測用)
マテリアルソリューションのツールウィンドウ上のG値の表示 |
ASTM E112-13, ISO 643:2012, JIS G0551:2013, JIS G 0552:1998,
GOST 5639-82, GB/T 6394-2002, DIN 50601:1985, ASTM E1382-97(2015) | ■ |
粒度解析(計数法) |
結晶粒界の自動抽出
抽出条件はスライダーにより簡単操作で設定可能 G値分布のヒストグラム表示(比率を表示) |
ASTM E112-13, ISO 643:2012, JIS G0551:2013, JIS G 0552:1998,
GOST 5639-82, GB/T 6394-2002, DIN 50601:1985, ASTM E1382-97(2015) | ■ |
⾮⾦属介在物解析 |
色(グレイスケール)、形状、サイズによる非金属介在物の自動検出酸化物系、アルミナ系、硫化物系、シリケート系の自動分類
最悪視野: 観察視野における最大の介在物を測定 検出された介在物を結果とともにライブ表示 非金属含有量: 電動ステージによる広範囲の画像取得 取得画像内で介在物の格付け 検出された介在物と格付けの結果は、表形式で出力 |
[最悪視野]
ASTM E45-18 (method A), DIN 50602:1985(method M), ISO 4967:2013 (method A),GB/T 10561-2005 (method A, equivalent to ISO 4967), JIS G 0555:2003 (method A, equivalent to ISO 4967), UNI 3244:1980(method M), EN 10247:2017 (methods P and M), SEP 1571:2017(method M) [非金属含有量] ASTM E45-18 (method D), ISO 4967:2013 (method B), EN 10247:2017 (method K) | ■ |
鋳鉄解析 |
エッチング前の標本:黒鉛球状化率、黒鉛の特性(サイズ、形状、分布)
エッチング後の標本:フェライト/パーライト面積率の計測 標本状態(エッチング前/後)を考慮したウィザードを装備 |
EN ISO 945-1:2018, ASTM A247-17, JIS G 5502:2001, KS D
4302:2006, GB/T 9441-2009, ISO 16112:2017, JIS G 5505:2013, NF A04-197:2017, ASTM E2567-16a (球状化率のみ) | |
チャート比較 |
複数チャート表示可能(ライブ画像への重ね合わせを含む)
スライダーによる簡単操作で設定可能 選択値による統計分析 |
DIN 50602:1985, ISO 945:2008, ISO643:1983, ISO 643:2012, EN
10247:2007, SEP 1520:1998, SEP 1572:1971, ASTM E112:2010, ISO 4505:1978 | |
レイヤ厚計測 |
自動、マジックワンド、手動の検出によるレイヤー線の設定(2点または3点指定による)
各計測ポイントの追加、削除可能 開いたレイヤー、閉じたレイヤーの計測可能 全体、個別のレイヤ厚の統計データ(平均、最小、最大値) | ||
皮膜厚さ測定 |
サンプル上面から取得した画像の圧痕を計測
サンプル形状に対応してめっきなどの薄皮膜の厚さを算出 | EN 1071: 2002, VDI 3824: 2001, ISO 26423:2016 | |
アルミニウムDAS(デンドライト
アームスペーシング測定) | アルミニウム鋳造における平均デンドライトアーム間隔(DAS)等の測定 | ■ | |
自動計測 |
距離を自動的に計測(2点間、点と線間、2円間、点と円間、線と円間)
円の直径(円形度や円を囲む矩形領域)、2線による角度を自動的に測定 2本の線間の角度を自動的に計測 計測対象の公差を設定し、合否判定が可能 管理者・ユーザーモードで繰り返し計測可能 | ■ | |
スローイングパワー計測 |
サンプル上で検査すべき箇所を手動計測
オペレーターが計測開始しやすいように、計測すべき箇所をイラスト表示 スルーホール、ビアの種別の選択が可能 手動測定値を応じて、スローイングパワー(%)を自動計算 | ||
気孔率解析 |
画像内またはROI (三角形、円、矩形、多角形、マジックワンド)内の気孔の検出
気孔の面積率、数、密度の計測 最大気孔径の計測 計測対象径の最大、最小値の設定が可能 | VW 50093/ P6093:2012, VDG P201-2002, VDG P202-2010, | ■ |
粒子解析 |
輝度のしきい値の設定により粒子を検出
選択されたパラメータ(サイズ、色、形)に従って自動的にクラス分類 複数のROIや複数のしきい値を設定して計測が可能 クラスの範囲や名称はユーザーが設定可能 | ■ | |
フェーズ分析PLUS |
画像内またはROI (三角形、円、矩形、多角形、マジックワンド)内のフェーズの検出
画像または全ROIにおけるフェーズの面積率の計測 計測対象サイズの最小値の設定が可能 マジックワンド(輪郭自動検出)、フリーハンド多角線、補間多角形の追加計測パラメーター モルフォロジーフィルタ、画像演算の機能 | ■ |
*1 OLYMPUS Stream Motionライセンスか、または、OLYMPUS Stream Basic/Essentialsライセンスの場合、電動MIA/EFI機能のオプションライセンスが必要です。
*2 個別計測結果はヒストグラムに出力し、分布はOLYMPUS Streamチャートに出力します。
ソフトウェアのバージョン組み合わせの一部に制約がありますので、こちらをご確認ください。
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