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厚さ測定および探傷用ソリューション

オリンパスのNDTソリューションは、最新の検査テクノロジーを提供します。当社の探傷器、厚さ計、探触子、プローブなど多彩なラインアップには、お客様のグローバルな検査要件に合わせるために必要なソフトウェアが用意されています。これらの製品による欠陥の検出と特性解析の対象材料は、金属、プラスチック、セラミックなど幅広く、性能と安全性を優先する手立てとなります。当社のNDTソリューションおよび機器は多用途で、必要な検査を実施できるように各種の測定機能を備えています。ソフトウェアは使いやすいことを第一に設計していますが、製品について詳しく知りたい場合は、NDT機器の専門的な概要を説明するビデオチュートリアルを当社のウェブサイトにご用意しています。

お問い合わせ

NDT機器

探傷器/フェーズドアレイ探傷器

ポータブルタイプの超音波探傷器(UT)の各機種は、不連続部などのさまざまな欠陥を検出する先端的性能をお届けします。溶接部、鋳造物、タービンなどの構造部材に潜む割れ目、隙間、剥離や不連続部の検出とサイジングなど、探傷の用途向けにさまざまなソフトウェア、測定機能、用途に特化した多くのオプションを提供しています。

厚さ計

オリンパスは厚さ計の分野のリーダー的存在であり、実質的にほとんどの材料を正確に測定できます。厚さ計には性能を強化するさまざまな機能が搭載されています。超音波厚さ計は樹脂、金属、金属複合材、ゴム、内部腐食が発生した材料を含め、実質的にすべての材料を測定できます。

探触子とプローブ

厳しい検査条件に対応できるように、高品位のプローブと探触子はさまざまな周波数、構成、コネクタータイプ、およびケーブルタイプでご注文頂けます。お客様の用途に最適なカスタム構成のプローブや探触子のご相談も承ります。

工業用スキャナー

工業用スキャナー

工業用XYスキャナー(電動式と手動式)および手動溶接検査スキャナーは信頼性が高く精密な性能を発揮し、スキャナーを必要とする重工業の用途において品質の改善とコストの低減のために使用されています。当社のスキャナー製品ラインには、フェーズドアレイスキャナーからモーターコントローラーやウォーターポンプなどのアクセサリー類も取り揃えています。

非破壊検査システム機器

非破壊検査システム機器

オリンパスの工業用検査機器は高性能のデータ収集機器として定評があり、当社の総合的検査システムに含まれた使用方法または世界のシステムインテグレータパートナーの製品としても使用されています。

NDTソリューションのよくある質問と回答

NDTはなぜ重要なのですか?

非破壊検査(NDT)が重要なのは、さまざまな産業で安全性と信頼性の確保に役立つためです。探傷器などのNDT機器を使用して、材料の表面や内部の欠陥を見つけて測定できます。検査は、例えば橋梁、航空機、自動車、パイプラインの設計および構築に使用する鉄鋼に対して実施できます。隠れた欠陥は安全性にとって相当なリスクになる可能性があるため、NDTによって長期にわたり最大限の性能を確保することが重要です。

各種のNDT技法はどのような仕組みになっていますか?

オリンパスでは頻繁に使用される5つの非破壊検査(NDT)法を専門にしています。渦流、渦流アレイ、従来型超音、フェーズドアレイ、そしてトータルフォーカシングメソッド(TFM)/フルマトリクスキャプチャ(FMC)を用いたフェーズドアレイです。

  • 渦流:電磁誘導を使用して、表面や表面下の欠陥の検出および特性解析を行います。
  • 渦流アレイ:複数の渦流コイルを電子的に作動させて、速度とデータ品質を高めることができます。
  • 超音波:短い超音波パルス波を使用して、内部欠陥の検出や材料の特性解析を行います。
  • フェーズドアレイ:1つの探触子を使用して、素子から発信されたビームを電子的にステアリング、集束、およびスキャンできます。
  • TFM/FMC:FMCでは、1つの素子がパルス発信すると、他のプローブ素子が反射信号を受信します。このプロセスがすべての素子で繰り返されます。TFMはデータ処理方法です。

損傷メカニズムの検出と材料の残存期間の評価にNDTを使用できますか?

NDT法は、経時的に発生するさまざまな損傷のメカニズムを識別および検出するために使用できます。以下のような損傷があります。

  • 腐食
  • 亀裂
  • 応力腐食割れ(SCC)
  • 湿性硫化水素(H2S)割れ
  • 膨れなどの一般的な損傷
  • 階段状亀裂
  • 水素誘起割れ(HIC)
  • 応力支配水素誘起割れ(SOHIC)
  • 硫化物応力割れ(SSC)
  • 高温水素侵食(HTHA)
  • その他多数

損傷メカニズムのほとんどについて、超音波探傷や渦流探傷(ECT)などのNDT法によって定量的な情報が得られるため、構成部品の残存期間の計算や経時的な既知の欠陥のモニタリング(損傷過程など)に役立ちます。

NDTソリューションのリソースビデオ

レール検査:超音波非破壊検査(NDT)テクノロジーの使用

超音波NDTテクノロジーを使用して、列車、線路、それらの材料の効率的な評価と欠陥検出を行い、性能改善への道を開いている様子をご覧ください。

ウェビナー:パイプライン製造、建設、保守点検における先進的な超音波検査技術の多様な使用方法

このウェビナーでは、さまざまな産業における超音波検査技術の使用の長所と短所について解説します。

NDTテクノロジーを使用した橋梁検査

このビデオでは、NDTテクノロジーを使用して橋梁の状態を検査する方法について説明します。探傷器と探触子が構造物の材料内部の欠陥をどのように検査しているかをご覧ください。

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