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工業用顕微鏡
直感操作

段階的なガイダンス

柔軟性の高いユーザーインターフェースでは、必要なツールと機能のみを表示することで、煩雑になりがちなデスクトップをすっきりと整理できます。また、画像取得、画像処理、レポート作成など、プロセスのすべてのステップをガイドします。直感的なツールを使用すれば、単純な計測も複雑な計測も簡単に実施できます。


シンプルで分かりやすいレイアウト

このソフトウェアは、直感的に操作ができるシンプルなレイアウトになっています高度な解析も迷うことなく効率的に行えます。

マウスを数クリックするだけでライブ画像を素早く計測

マウスを数クリックするだけでライブ画像を素早く計測


ライブデジタルレチクルによる気孔サイズの判定 (ダイキャスト切断面)

ライブデジタルレチクルによる気孔サイズの判定
(ダイキャスト切断面)

豊富なライブ画像用ツール

ライブデジタルレチクル、十字線、ライブズーム、ライブフォーカスインジケーター、ライブ画像計測など、さまざまなライブ機能を提供します。これらのツールにより、対象物のピントや位置合わせ、簡易的な計測も素早く行えるので作業時間を節約できます。


クイックパノラマ & 拡張焦点

光学的な焦点深度や撮像範囲を超えて拡張したサンプル画像を作成できます。インスタントEFI(拡張焦点)機能では、フォーカスハンドルを回すだけでZ位置が異なる多くの画像を結合し、全面にピントが合った1枚の結合画像を容易に構築できます。インスタントMIA(画像貼り合わせ)では、電動ステージを使わなくても、手動XYステージを動かすだけで簡単にパノラマ画像を作成できます。

クリスタルのインスタントEFI画像:低コントラストのサンプル領域でも全焦点画像を作成

クリスタルのインスタントEFI画像:低コントラストのサンプル領域でも全焦点画像を作成

硬貨のインスタントMIA画像

硬貨のインスタントMIA画像


観察条件の再現

観察方法や明るさ、対物レンズ名など、顕微鏡やカメラの観察・撮影条件を記録できるので、その後の使用時や、他のユーザーが使用する際にも、簡単に条件を再現できます。電動顕微鏡の使用時には、この機能で自動的に以前のハードウェア設定を呼び出すことができます。BX、GX、またはMXシリーズ顕微鏡の使用時には、手動で設定を呼び出す方法がガイドされます。

操作ステップ オペレーターA オペレーターB
オペレーターごとに異なる条件を使用

オペレーターごとに異なる条件を使用

正しい条件を簡単に確認できる

正しい条件を簡単に確認できる

観察条件を同期させる

観察条件を同期させる

オペレーターが違っても条件は同じ

オペレーターが違っても条件は同じ


摩耗痕の3D形状測定

摩耗痕の3D形状測定

3D計測と3Dプロファイル

このソリューションは異なるZ位置で自動または手動で取得したZスタック画像から高さマップを作成できます。3Dサーフェイスビュー機能を使用することで、サンプルの立体的特徴を視覚的に捉えることができます。また、3Dプロファイル表示や複数箇所の段差なども簡単に計測できます。結果はワークブックやMicrosoft Excelにエクスポートできます。


特定解析用のガイド付き操作

画像解析の実行時には、最も一般的な国際規格に準拠する方法など、機能の正しい順序でガイドされます。電動ステージを使用する場合、アライメント機能によって複数のサンプル位置での作業がスピードアップします。

詳細はこちら

特定解析用のガイド付き操作


自動キャリブレーション

自動キャリブレーション

専用の校正サンプルを用い、スケールの目盛りを自動的に多点で検出して平均値を計算することで、倍率を高精度に校正できます(自動キャリブレーション)。さらに、個人差によるバラツキも排除し、計測の信頼性を高めます。


効率的な自動ツール

ソフトウェアの自動ツールでは、大量のデータをわずか数分で作成することができます。校正された格子レチクルを用いた自動倍率校正によって、画像を適切なスケールバーで表示でき、計測の信頼性が高まります。電動XYZステージを使用して自動的に取得した広域画像から、大きな対象物の高解像画像を作成できます。

ハイコントラストなICパターンの自動MIA(画像貼り合わせ)画像(20倍対物レンズによる暗視野観察)

ハイコントラストなICパターンの自動MIA(画像貼り合わせ)画像(20倍対物レンズによる暗視野観察)


豊富な計測機能

このソフトウェア多彩な計測メニューを搭載しています。対象物の長さや面積、直径などを計測でき、その計測結果をライブ画像や静止画像上に表示できます。

また対象物の輪郭の自動検出や面積比率など、高度な計測用途にも対応しています。

基本計測

基本計測

輪郭自動検出(マジックワンド)

輪郭自動検出(マジックワンド)

カウントと計測のクラス分類

カウントと計測のクラス分類


効率的なレポート作成

レポート作成には、画像取得や計測よりも多くの時間を費やしてしまうことがよくあります。このソフトウェアでは、事前に設定したカスタムテンプレートを基にして、洗練されたレポートを繰り返し作成できます。レポートはMicrosoft WordやExcelだけでなくPowerPointへ直接出力が可能で、作成後も簡単に編集できます。さらに、取得した画像のデジタルズームや印刷倍率を指定できます。また、作成したレポートのファイル サイズは自動的に圧縮され、Eメール添付でデータ交換時もファイルサイズの心配がありません

デジタルズームによる細部画像などの粒子解析の結果をまとめたレポート

デジタルズームによる細部画像などの粒子解析の結果をまとめたレポート


統合されたデータ管理

Stream Enterpriseデータ管理ソフトウェアでは、大量のデータと多数のユーザーが関係するワークフローを、高度なデータセキュリティを保ちながら効率的に実行できます。

  • ネットワーク全体にわたるデータと機能の包括的なアクセス認可
  • システム・アーキテクチャにより、最小限のメンテナンスで簡単に設置が可能
  • ソフトウェア要件:Microsoft SQL Server 2019(SQL Server Express)

ユーザー権限

ユーザー権限には、管理者、パワーユーザー、ユーザー、ゲストの4つがあります。それぞれ、より柔軟性を持たせるためにカスタムで変更することができます。さらに、各プロジェクトや記録データのアクセス権限を、個々のユーザーやグループメンバーに割り当てることができます。認証は、Stream Enterprise起動時のSQLログオンにより行うことも、既存のActive DirectoryとLightweight Directory Access Protocol(LDAP)に統合して、シングルサインオン(SSO)機能を利用することもできます。


Secure File Repository

データセキュリティを高めるため、Stream EnterpriseにはオプションのSecure File Repository(SFR)パッケージが用意されています。SFRは追加のセキュリティ層としてStream Enterpriseと連携して、ユーザーのアクセス許可に基づいてファイル要求を処理します。そのため、ファイルを開く許可のないユーザーにファイルディレクトリが表示されることはありません。


統合

Stream Enterpriseは、既存の発注管理システム、LIMS、ERP、およびCRMシステムと直接連携するように設定できます。さらに柔軟性を高めるため、Component Oject Mdel(COM)やOpen Dabase Connectivity(ODBC)などのデジタル通信プロトコルとの内蔵インターフェースを利用でき、他のプログラムとの連携が容易になります。アプリケーションプログラミングインターフェース(API)機能も追加され、他のプログラムからStream Enterpriseプロセスを利用できます。


既存のデータベースへのアクセス

他のデータベースからStream Enterpriseに既存の記録をインポートして、すべての関連データやメタデータを適切に整理することができます。インポートせずに既存のデータソースの一部を使用することも可能です(読み取り専用アクセス)。

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