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複雑な大型部品の溶接部をポータブル機器で高速検査するためのアプリ

2021年11月15日

米国マサチューセッツ州ウォルサム 2021年11月15日—OmniScan™ X3フェーズドアレイ探傷器用の新しいWeldSight™リモートコネクトアプリでは、ユーザーがすべてのステップをPCまたはラップトップのWeldSightソフトウェア経由で行えるようになり、溶接部検査ワークフローが合理化されます。 この超音波フェーズドアレイ(PAUT)ソリューションを、オリンパスのスキャナーやプローブと組み合わせると、不十分な非破壊検査(NDT)が原因の製造遅延が最小限になります。

大規模な溶接部検査の効率改善

圧力容器から風力発電タービンブレードまで、大型金属部品メーカーは厳しい国際規格に従って新規製造溶接部を検証する必要があります。 検査にボトルネックがあると生産性が低下し、遅延が数か月にもおよぶ場合があります。

OmniScan X3探傷器にWeldSightリモートコネクトアプリをダウンロードすることで、接続したコンピューター上でWeldSightソフトウェアを使って本体をコントロールできます。このリモートコントロール機能のおかげで、探傷器とソフトウェアを組み合わせて、効率的で高性能、しかも費用効果の高いポータブル検査ソリューションとして使用することができます。 大型部品の新たな溶接部検査用に最適化されたカスタム機器設定のほか、複数のグループやプローブ、スキャナー、モニターなど探傷器の検査範囲と可視化を最大限にする柔軟性を提供します。

設定から解析までワークフローを高速化

OmniScan X3データがWeldSightコンピューターにすぐに送られるため、データ収集から解析まで時間を節約できます。WeldSightソフトウェアには、特殊な溶接部解析ツールとカスタマイズ可能なデータ表示が装備されていて、欠陥指示の検証が最適化されます。

特に複雑な形状の大型部品の溶接部について、欠陥の特性や方向を容易に解析できるように、WeldSightソフトウェアには溶接部の全体的な画像が示されます。検査員は別々のスキャンファイルを結合し、あらゆる側面から欠陥指示の詳細を見ることができます。 さらにスキャンプランに柔軟性を持たせるため、WeldSightソフトウェアにはES BeamToolオプションがあり、製造コードやさまざまな溶接部および部品の特性用のパラメーターが組み込まれています。

生産ペースに合わせた検査

WeldSightリモートコネクトアプリは、OmniScan X3探傷器の強力なPA、UT、およびTOFDデータ収集力と、WeldSightソフトウェアの先進機能とカスタマイズ可能なユーザーインターフェースを利用して、生産性が高くすぐに使える溶接部検査ソリューションへの道を開きます。このソリューションを手にするメーカーは、生産ペースに合わせながら、新規製造溶接部に関する国際規格に準拠できます

OmniScan X3探傷器用WeldSightリモートコネクトアプリの詳細は、www.olympus-ims.com/weldsight/をご覧ください。

オリンパスについて

オリンパスは医療、ライフサイエンス、産業機器業界向けに、お客様のご要望に沿ったさまざまなソリューションを提供しています。オリンパスは100年以上にわたり、病気の発見、予防、治療を支援し、科学的研究を促進し、公共の安全を確保することで、人々の生活をより健康で安全で豊かにするため注力してきました。

オリンパスの産業ソリューションは、産業用顕微鏡やビデオスコープから非破壊検査技術やX線分析装置まで多岐にわたります。これらの製品は、品質管理、検査、測定アプリケーションに広く使用されています。オリンパスの技術は、製造、保守、環境、天然資源などの分野で活用されており、製品の品質を守り、産業インフラや施設の安全性を高めることに貢献しています。詳細については、当社のウェブサイト(www.olympus-ims.com)をご覧ください。

広報担当:
Hilary Banda
(781) 419-3624
Hilary.Banda@olympus.com

Olympus、Olympusロゴ、OmniScan、およびWeldSightは、オリンパス株式会社またはその子会社の商標です。

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