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デジタルマイクロスコープ「DSX1000」の新ソフトウェアをリリース    解析ソフトウェアを一新し、より効率的な解析フローと信頼性の高い解析結果を提供

2021年10月27日

オリンパス株式会社は、電子部品や金属材料など、さまざまな欠陥や現象の解析に用いられるデジタルマイクロスコープ「DSX1000」のソフトウェアアップデートを発表します。

2019年の発売以来、デジタルマイクロスコープDSX1000は幅広い観察倍率や圧倒的な観えを実現した「専用対物レンズ」のラインアップ、様々な角度から観察できる「フリーアングル観察システム」や「コンソール」による直観的なユーザーインターフェースなどにより、未知のサンプルや不具合を解析する際に発生するトライ&エラーの時間を削減することで、解析業務スピードの飛躍的な向上を実現しました。さらに、長年培ってきた光学技術により、全ての倍率で測定精度を保証し、エビデンスとして活用できる測定結果を提供しています。現在、DSX1000は電子部品や金属材料市場で解析業務を行う、研究開発や品質保証、品質管理部門で幅広く活用されています。今回のソフトウェアバージョンアップにより、さまざまな場面で活躍する解析・レポート機能が多数追加され、これまで対応できなかった高度な解析も可能となりました。DSX1000は今回の大規模なソフトウェアアップデートにより、さらに信頼性の高い解析を実現します。今回の新しいソフトウェアにより追加となった新機能をご紹介します。

解析機能がパワーアップ、高精度な測定が可能に。

今回のソフトウェアアップデートでさらにパワーアップした解析機能により、ユーザーフレンドリーで高精度な測定が可能です。 自動エッジ検出を面内およびプロファイル測定で利用でき、ユーザーはサンプルの特徴や欠陥をより簡単に測定できます。 また、2つのデータ間の違いが分かる差分解析機能が追加となります。良品・不良品や、摩耗前後の形状の差、表面積などの差分を視覚的に確認、数値化できます。データ間の位置合せや水平方向の角度調整は、ワンクリックで自動調整を行い、表面形状の違いを効率的に解析できるので、各種切削工具の摩耗状態などの解析に有効です。さらに、今回のソフトウエアアップデートにはユーザーが解析タスクを自動化できる解析テンプレート機能や、より広い視野を高解像度で取得が可能となる貼り合わせ画像、タイムラプス撮影が含まれます。 解析の完了後、CADプログラムなどのサードパーティのソフトウェアへのデータのエクスポートや、アプリケーションに合わせたレポートへの画像や表面プロファイルデータを含めた測定結果の表示が可能です。

スピーディーで効率的な解析を実現

解析フローのさらなるスピードアップのため、新しいDSX1000ソフトウェアには、解析効率を向上させる機能が追加されました。 対物レンズを変更すると、自動的に焦点位置を変更するため、ユーザーは焦点を再調整することなく、すぐに検査に戻ることができます。さらに進化したマクロマップ機能では、より多くの種類の貼り合わせ画像を使用して、サンプル上の観察位置を明確に表示できるので、どこを観察しているのか、迷うことはありません。 3D画像の取得も簡単にでき、サンプルの高さに基づいてスキャン範囲を指定するだけで、後の作業はDSX1000が行います。

オリンパスについて:オリンパスは医療分野、ライフサイエンス分野、産業分野で、お客様のご要望に沿った様々なソリューションを提供しています。東京をはじめとし、全世界約40の国と地域、35,000人以上の従業員が活躍する企業です。病気の予防・診断と治療に貢献する、生命科学の研究に寄与する、そして、人々の安全を守る。100年を越え、オリンパスはこれからも、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現のために、歩みを進めてまいります。オリンパスの産業分野は、工業用顕微鏡や工業用内視鏡から、非破壊検査機器やX線分析装置に至るまで、お客さまの様々なニーズに応える製品・ソリューションを提供しています。これらの製品により、製造、メンテナンス、資源・環境調査などの分野で、品質管理に貢献し、社会インフラの安全を支えています。詳しくは、www.olympus-ims.com/ja/ をご覧ください。

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