オリンパス株式会社は、2021年6月4日付で、当社の科学事業の分社化の検討を開始したことを発表した後、これまで検討を続けてきました。その結果、2022年4月1日付で当社から科学事業を分離することを決定いたしました。この分社化により、科学事業の特性に合った機動的かつ迅速な意思決定が可能な経営体制が確立され、社会の変化やお客様のニーズを踏まえたきめ細やかなで柔軟な事業展開を通して、これまで以上の価値をお客様にお届けできると確信しております。
また、新会社設立にあたって、新会社の名称が「株式会社エビデント(EVIDENT)」に決定しましたことをお知らせします。「EVIDENT」は、ラテン語で「鮮明な」「明白な」を意味する”evidentem”に由来し、複雑な世界における確実性を意味するのと同時に、私たちの事業の根幹にある「可視化して理解する」ことによる社会への貢献を表現しています。また、この名称は、新会社が新しいテクノロジーやワークフローソリューションをお客様にご提供することによって、さらなる成長を遂げる機会が明らかに存在している、ということを表現しています。
社名は変わることになりますが、これまでと変わることなく商品やサービスをご提供してまいります。今回の分社化またはそれに関連する組織再編によって製品品質や業務品質が変わることはございません。また新会社ではオリンパスブランドの商品・サービスの製造販売を継続いたします。その他の新会社に関する詳細については、決まり次第あらためて皆様にご案内させていただきます。
この度の発表の詳細につきましては、2021年12月17日付当社適時開示「会社分割(簡易吸収分割)による科学事業の分社化に関するお知らせ」 (https://www.olympus.co.jp/ir/data/announcement/2021.html) をご参照ください。
今後も変わらぬご支援を宜しくお願い申し上げます。