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オリンパスは、直径21.3 mmからの小径パイプに適用可能な総合検査ソリューションを紹介します。

2009年12月08日

オリンパスは、小径パイプの円周方向溶接部のための総合検査ソリューションを発売します。
小径パイプ溶接部検査のために設計された新しい手動スキャナーCOBRAがこのソリューションの重要なポイントです。 新スキャナーCOBRAを、16:128モジュールのOmniScan MXフェイズドアレイ探傷器と組み合わせることにより、費用対効果とポータブル性能の高い検査ソリューションとなります。

COBRAは、1軸エンコーダー付きの薄型スキャナーなので、パイプの周りにわずかな隙間しかないエリアでの探傷も可能にします。 他のパイプ、支柱、構造物などの障害物が隣接していても、12 mm程度の隙間があれば、パイプの周囲を簡単に回転することができます。 また、バネによる荷重構造で、さまざまな直径の炭素鋼製パイプやステンレス製パイプにも固定できます。滑らかに回転するメカニズムは、エンコーダーによる正確なデータ収集を可能にします。このスキャナーには、2個の薄型フェイズドアレイプローブを装着することが可能で、スキャナーを1回転させるだけで溶接部全体の検査を行うことができます。 また、パイプと壁面の溶接部といった部位の探傷を行う際には、スキャナーを簡単に分解できるので、1個の薄型フェイズドアレイプローブによる片側からの走査が可能です。さらに、最適な集束性能を備えた薄型フェイズドアレイプローブを使用することにより、薄肉パイプの小さな欠陥の検出能力を向上しています。

COBRAスキャナーは、プローブ装着部がプローブをパイプに強く適切に接触させる構造になっているため、良好なUT信号の取得、およびパイプ円周における正確なエンコーディングを可能にします。また、 防水、防錆加工、CE規格に準拠しています。

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