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配管や自動車部品などの内部検査に適した 工業用ビデオスコープのベーシックモデル「シリーズC」を発売

2015年05月31日

工業用内視鏡は、工場施設内の配管や航空機エンジン内部など、直接目視できない狭くて奥行きのある場所の検査に適した非破壊検査機器で、スコープ先端にCCDを搭載し観察画像を液晶モニターで確認するビデオスコープが主流です。当社では、高い機動性と高品位画質を持ち多彩な機能による正確な検査が可能な工業用ビデオスコープを、「IPLEX(アイプレックス)」シリーズとして多数展開してきました。

今回発売する「シリーズC」は、当社工業用内視鏡のうち、工業用ビデオスコープのベーシックモデルとなる新しいラインアップです。明るく高品位な画質は上位機種から継承し、持ち運びしやすいコンパクト設計でありながら高い耐久性を備え、さまざまな検査場面に対応します。また、日々繰り返し行う単純検査や不定期の簡易検査に必要な機能に特化することで簡単に操作でき、コストパフォーマンスにも優れています。これにより、日々の検査業務の効率化やコストダウンに貢献します。

●発売の概要

製品名 発売日
工業用内視鏡「シリーズ C」 2015年6月1日

●主な特徴

1. 高品位な画質と、小型軽量ボディーに簡単な操作性を実現
2. 高い耐久性・防水性能を備え、さまざまな検査場面に対応

●発売の背景

近年、建造物などの安全管理や製品の品質保証が一段と重要視され、工場施設内の配管や航空機エンジンなど、狭い隙間の内部状態の検査が工業用内視鏡により定期的に行われています。

特に、自動車部品の製造など、日々大量の検査が行われ多くの作業員が交代で検査する現場では、高画質に加え、作業員が変わってもすぐに規定の検査が行える簡単な操作性、繰り返し検査への耐久性、機器の新規購入を柔軟に検討できるコストパフォーマンスなどが求められます。本製品を発売することで、このようなニーズに応え、検査業務の効率化やコストダウンに貢献します。

●主な特長の詳細

1. 高品位な画質と、小型軽量ボディーに簡単な操作性を実現

当社工業用内視鏡のうち、工業用ビデオスコープのベーシックモデルでありながら、長年培ってきた高い光学技術による明るく高品位な画像を提供します。操作部と液晶モニターを一体化させた質量約735g(バッテリー含む)のコンパクト設計で携帯性に優れているだけでなく、日々繰り返し行う単純検査や不定期の簡易検査に必要な機能に特化することで、誰でも簡単に操作することが可能です。

2. 高い耐久性・防水性能を備え、さまざまな検査場面に対応

スコープ外装にステンレスよりも硬いタングステン材料を採用することで、擦れに強く高い耐久性を備えています。また、スコープ挿入部は耐液体性に優れており、工場設備の検査などでもマシン油の付着などを気にせず使用することができます。さらに、大量の検査業務でスコープ挿入部先端が磨耗・消耗した場合でも、先端に着脱式の保護フードを採用しているため、フードを交換するだけで繰り返し使え、コストパフォーマンスにも優れています。これらにより、さまざまな検査場面に対応します。

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