オリンパスは、ハンドヘルド蛍光X線分析計DELTA用に、小型のテストスタンド「Flex Stand」を発売いたします。 持ち運び可能なテストスタンドFlex
Standは、コストパフォーマンスに優れ、DELTAを簡単かつハンズフリーで操作することができます。小型の試料や標準容器に入った試料、ポリ袋入りの試料の測定に有効です。
Flex
StandにDELTAを水平に設置する場合は、DELTAを3点でしっかりと台座に固定し、チャンバー内の高さ調整可能な試料台に試料を置きます。DELTAを水平に設置する場合、DELTA本体の液晶タッチスクリーンを利用できるため、制御用のPCを別途接続する必要がありません。
DELTAを垂直に設置する場合は、DELTAの液晶タッチスクリーンを下向きに台座に固定し、測定窓の上に取り付けたチャンバーに試料を置きます。
Flex StandにDELTAの先端をカチッとはめ込むだけで固定でき、バーを引くだけで簡単に取り外すことができます。
テストチャンバーは、測定中のX線量がバッググラウンドレベルになるように遮へいされています。 ポータブルなFlex
Standはインターロック式ではないため、40kV仕様のDELTAで使用することを推奨します。
蛍光X線分析計DELTAのFlex Standは、以下のような、さまざまなタイプの試料にご使用いただけます。
- 合金・金属: 小型の部品、削りくず、ワイヤー
- RoHS等の規制物質スクリーニング: 小型部品、小片、ワイヤー、ケーブル
- 環境アセスメントおよび採掘: ポリ袋または標準容器に入った試料
- 貴金属: 宝石や貴金属スクラップの小片
Flex Standに関する詳しい情報は、http://www.olympus-ims.com/ja/xrf-xrd/delta-handheld/をご覧ください