アレイは大量のある物質を有機的に配列したものです。非破壊検査用超音波アレイの最も単純な形は、検査範囲、特定検査速度の双方また一方を増大させるために多数の一振動子探触子を配列したものです。検査例には以下のものがあります:
-- チューブ検査: しばしば複数のプローブを使ってクラックや積層欠陥の検出及び肉厚全般の測定を実施します。
-- 鍛造金属部品検査: 異なった深さにフォーカスされた複数のプローブを帯状に配置して、 小欠陥の検出を可能にします。
--複合材、金属腐食検査: 複数のプローブを表面に沿って直線的に配列し、複合材の層間剥離や、金属腐食の検出向上を図ります。
これらの検査には高速マルチ・チャンネル超音波機器が必要です。そうした超音波機器には適切に検査領域を設定する為に各探触子を正確に固定する手段の他に、適当なパルス発信機、受信機、及び各チャンネルの信号を処理するゲート・ロジックが備わっている必要があります。

最も単純な形として、フェイズドアレイ探触子は独立した一連の振動子が一つのパッケージに収納されたものと考えることが出来ます。その振動素子は従来型振動子よりずっと小型ですが、多数の振動素子は一グループとして発信タイミングが制御され、その結果として方向性の制御可能な波面を生成することが出来る様になります。この"電子制御ビーム形成"により複数の検査領域に対して高速でプログラム化されたスキャンを行うことが探触子を動かすことなく可能となります。この点については後でより詳細に説明致します。
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フェイズドアレイ探触子の内部構造 >>
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