明るい高精細画像でご好評をいただいている工業用ビデオスコープ「IPLEX
RX」に、より正確な欠陥診断を可能にするステレオ計測機能が追加発売されました。
IPLEX
RXは、新画像処理エンジンと光量自動調整付き高輝度LED照明システムの融合により実現したPulsarPic技術が、オリンパス工業用ビデオスコープで最高の画質を提供しています。今回発売されるステレオ計測機能においても、IPLEX
RXが欠陥部分の状態をきめ細かく映し出すため、計測すべきエリアが明確に判断でき、その結果、より信頼性の高い欠陥計測を実現します。
ステレオ計測は、さまざまな方向から欠陥部分の大きさや深さを簡単な操作で計測することができます。新たに搭載された画面切り替え機能により、欠陥チェックのための観察時には一つの画面でスムーズに観察でき、計測時にはボタン一つで計測画面に切り替えられるため、観察から計測まで効率的に行えるようになりました。また、オリンパス独自技術のスポットレンジング機能が、スコープ先端から検査対象物までの距離をリアルタイムで表示。計測時に最適な物体距離を確認できるので、計測作業が効率的に行えます。
IPLEX RXのステレオ計測機能
2点間計測
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指定した2点間の距離を算出
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線基準計測
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2点間を結んだ仮想線から任意のポイントまでの距離を算出
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面基準計測
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3点間を結んだ仮想面から任意のポイントまでの深さ・高さを算出
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面積計測
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複数点(最大20点)で囲まれた部分の面積を算出
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全長計測
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複数点(最大20点)の連結距離を算出
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