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渦流探傷器

オリンパスNDTの最新の渦流探傷器であるNORTEC 500シリーズは、内部バランスコイル、VGA出力コネクター(ヘッドアップディスプレイ、モニタ、プロジェクター用)や情報の高速転送を可能にするUSBなど、すべての機能を搭載しています。また、自動的にプローブを認識しプログラム設定を行うPowerLinkTMを内蔵しています。

NORTEC 500シリーズは、３種類のタイプを揃えており、どのタイプでもデジタル接続を備え、ノイズ減少、分解能の向上を実現しました。外部バランスコイルアダプタの要らない内部バランスコイルにより、低価格のアブソリュートプローブを使用することができます。内蔵プリアンプにより、困難な検査の為の 従来よりも高い増幅を実現しています。VGA 出力においては、オプションとしてハンドフリー操作を可能にする"ヘッドアップディスプレイ"がついています。オプションのリモート-ナルアダプタは、プローブをゼロ点設定し、プローブから機器の画面を消去する際に便利です。
重量が気になる場合には、小型バッテリーにより、フルVGA分解能と画面サイズを維持したまま1.2kgまで軽量化することができます。

NORTEC 500は、外部出力を含む基本の単一周波数渦流検査を行うことができます。

NORTEC 500Sは、NORTEC 500にデジタル導電率、コーティング厚さ計および回転スキャナ機能が、追加設計されています。

NORTEC 500Dは、NORTEC 500Sのすべての機能に、二重周波数が追加搭載されています。

主な特長

• 50 Hz～12 MHz周波数レンジ
• プリアンプ (0 もしくは 14 dB)
• 単一リチウムイオンバッテリー、2種類のバッテリーの選択
• 小型軽量、1.2 kg ～ 1.7 kg （構成による）
• 6.5インチ(165mm)カラーLCD (解像度640 × 480)
• ロータリーおよび二重周波数アプリケーション用のカラー表示分割画面
• デジタル導電率：IACSまたはMS/m
• ミリ / インチ単位で非導電コーティングの厚さ測定が可能
• 複数のスキャナーサポート
• シングルコイルプローブに対応する内部バランスロード
• 二重周波数(NORTEC 500D)
• VGA出力
• 傷信号を保持するためのフリーズ表示
• PowerLinkTMテクノロジー：自動プローブ認識および機器セットアップ
• FOD仕様ケース設計
• 画面上で比較できるリファレンスメモリ表示
• 120種類のプログラムのオンボード保存
• ウォーターフォールディスプレイ