目視検査ソリューション
石油・ガス処理
施設メンテナンス向け
超長尺ビデオスコープ

予定外のダウンタイムは、生産の遅れや財務損失につながります。これを回避するために、石油・ガス処理施設では広範囲にわたる資産に対するメンテナンスを、できる限り効率良く、徹底的に妥協なしに実施する必要があります。
30 m(98フィート)の超長尺IPLEX™ GAirビデオスコープは、空気圧による関節機構を備えており、超長パイプラインの接合部、エルボ部、湾曲部であっても内部状態を目視可能にするため、検査効率が飛躍的に向上します。

IPLEX GAir

長尺でも正確な関節操作

スコープ関節システムは空気圧駆動となっているため、巻き取られていないスコープ長に関わらず、スコープ先端の角度形成に効果を発揮します。 検査対象に応じて、30 m(98フィート)までの任意の長さに引き出すだけで、挿入部を操作できます。 内蔵エアコンプレッサーが付いたコンパクトなデザインで、施設内のどこでも簡単に持ち運び可能です。

検査位置を思うとおりに追跡

重力センサーによりスコープの向きに関わらず、ライブ映像は自動で回転されるため、天地方向が実際の天地方向に合うように表示されます。またスコープ挿入長の表示機能も装備されており、挿入部の位置を追跡できます。 これらの機能で長尺パイプにおける欠陥位置を正確に特定できるため、後に続く厚さ計や超音波フェーズドアレイ検査など、他の非破壊検査(NDT)方法による精査での効率が向上します。

狭い空間でも操作が容易

頑丈なテーパードフレックス仕様の挿入部は、最適化設計による硬さを備え、優れた制御性と柔軟性を発揮します。 ガイドヘッドとオプションのプッシングロッドを組み合わせた場合には、15メートル(50フィート)離れてエルボ部を経由しながらも、パイプラインの深部領域にスコープを挿入できます。

オイルの多い現場でも鮮明な見え

パイプラインの遠隔目視検査(RVI)では、残留したオイルや水で、視界が遮られたり、画像がぼけたりすることがあります。 IPLEXビデオスコープのオイル洗浄先端アダプターには溝があり、毛細管現象によってレンズ上のオイルが排出されるため、画像が鮮明なままに、被写体も視認したまま維持できます。 時間の節約になります。検査を中断しチューブを引き出して、スコープ先端のオイルを拭き取る手間が不要だからです。 その上、ガイドヘッドを用いれば、スコープ挿入の補助となり、パイプ内に溜まっているオイルや水の中での操作に役立ちます。

遠隔診断用ライブストリーミング

USB無線LANアダプターを用いると、離れたところにいる同僚とライブ画像を共有できるようになります。 このビデオスコープの無線接続機能を使用すれば、通常のビデオ会議アプリケーションを活用でき、検査専門家とのやり取りや、欠陥診断に関する共同作業が可能になります。

パイプ内の全体像を手にする

パイプ内部の広範囲の観察像を得るには、220度の魚眼光学先端アダプターを使用します。 リアルタイム画像歪み補正機能を併用しながら、このアダプターレンズでは120度、180度、220度の間で切り替え観察が可能であるため、大口径パイプの内壁全体を鮮明に見ることができます。

220度魚眼光学先端アダプターを用いた全体観察

220度魚眼
光学先端アダプター

120度魚眼光学先端アダプターを用いた詳細検査

120度視野
光学先端アダプター使用


 

石油・ガス処理施設における主な目視検査エリア

  • エルボ部やT字部のあるパイプライン
  • バルブ部およびシール部
  • 熱交換器およびボイラー管

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