携帯性と探傷性能を兼ね備えた、ハンドヘルド超音波探傷器EPOCH 6LTを新発売2017年06月30日 オリンパス株式会社(社長:笹 宏行)は、科学事業の新製品として、検査対象物の内部を破壊・分解することなく検査できる超音波探傷器の小型軽量モデル「EPOCH(エポック) 6LT」を、2017年6月30日に発売します。 超音波探傷器は、検査対象物に超音波を入射し、超音波が反射して戻ってくる時間と強さにより、対象物内部の欠陥を見つけることができる非破壊検査機器です。石油プラントをはじめとする工場設備やビル・橋梁(きょうりょう)などのメンテナンスにおける腐食や溶接部の検査、また航空機や自動車部品、鉄鋼の製造現場における品質検査などで広く用いられています。 当社の超音波探傷器「EPOCH」シリーズは、携帯性に優れた小型軽量ボディーと、簡単操作で誰でも安定した検査結果が得られることが特長です。今回発売する「EPOCH 6LT」は、「EPOCH LTC」の後継機で、優れた探傷性能や防水・防じん性能をそのままに、使いやすさをさらに向上させました。これまでより軽量(前機種比7%減)で、片手で操作しやすく手首への負担を減らしたデザインでありながら、当社の超音波探傷器の主力機種「EPOCH650」同等の高い探傷性能を実現し、疲れにくく快適で正確な検査をサポートします。 ●発売の概要
●主な特長
※1 無線LAN接続機能は、オプションのUSBドングルを装着することで利用可能
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イラスト表示されたアイコンとロータリーノブで直感的なユーザーインターフェースを実現 |
外形寸法 | 209(W)×128(D)×36(H)mm、ハンドグリップ部は58mm |
質量 | 890g(バッテリーを含む) |
データ保存 | 最大100,000件まで保存可能)、micro SDメモリーカード対応 |
パルサー | 調整可能な矩形波(くけいは)、 電圧範囲: 100、200、300、400V |
レシーバー | 感度調整: 0~110dB、-3dB帯域幅(標準モデル): DC~26.5MHz、8種類のデジタルフィルタ |
バッテリー稼動時間 | リチウムイオン充電式バッテリー:約6時間 |
ディスプレイタイプ | 5.7インチ、VGA(640×480ピクセル)、半透過型カラーLCD |
ディスプレイ寸法 | 117(W)×89(H)mm、146mm(対角) 5.7インチ |
使用温度 | -10℃~50℃ |
防水・防じん性能 | IP65およびIP67 (Olympus社内での試験による) |
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
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