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パイプやプレートの内部腐食探傷に、よりパワフルな超音波フェーズドアレイ・ソリューション、新登場

2015年07月15日

オリンパスは、新たな超音波フェーズドアレイ・ソリューションの販売を開始しました。このソリューションは、腐食、磨耗、浸食などによるプレートやパイプ内壁の減肉検出を効率良く実施できるように設計されています。超音波フェーズドアレイ探傷器をはじめ、二つの新しいスキャナーと、OmniScan探傷器に対応する改良版のNDTセットアップビルダーおよびMXU 4.2ソフトウェアを含みます。

新しいMapROVERは、モーター駆動によるフルオートの2軸式腐食マッピング・スキャナーです。HydroFORMフェーズドアレイ腐食マッピング・ソリューションと併用すると、C-スキャンイメージによる減肉や欠陥の表示が可能な、よりパワフルなツールとなります。四つのマグネットホイールにより最大147mm/秒でデータ収集され、またモーター駆動のラスターアームにより最大900mm/秒の速度で幅600mmのスキャンが可能です。2本のジョイステックを採用したタッチスクリーン式リモートコントロールでは、ジョグまたはエンコードによる一定の動作、さらにフルオートのラスタースキャンパターンの二つのオプションが使用可能です。

新しいMapSCANNERは、2軸によるセミオートの腐食探傷スキャナーです。HydroFORMまたはデュアル・リニア・アレイ (DLA) フェーズドアレイ腐食マッピング・ソリューションと併用すると、C-スキャンイメージによる減肉や欠陥の表示が可能な、パワフルで効率の良いツールとなります。フェーズドアレイによるセミオート腐食マッピングシステムで高生産率を求める場合には、より幅広いスキャンを行う機能と迅速なインデックスシステムを搭載したMapSCANNERが理想的なスキャナーとなります。

NDTセットアップビルダーは、OmniScan探傷器専用に設計されたPCベースのソフトウェアです。このソフトウェアでは、対象となる検査構成に基づいたスキャン設定を、事前にPC上ですばやく簡単に作成することができます。また、新しいOmniScan MXU 4.2ソフトウェアは、他社製ソフトウェアにも対応する、新しいC-スキャンのエクスポート機能を含む各種ツールと、腐食マッピング・アプリケーションのディスプレイ機能を備えています。この新しいソフトウェアには、セットアップと校正をすばやく簡単に行うためのシンプルなウィザードも搭載されています。また、検査時の最小厚さのモニタリング、高分解能のA-スキャン全保存、境界面エコー上のA-スキャン同期、二つのゲート用のC-スキャン振幅と位置機能があります。

以上のようなオートおよびセミオートの新たな超音波フェーズドアレイ・ソリューションにより、腐食検査市場における生産性の高い、より分解能の高い検査データの収集が可能となります。

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