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鉱物探査・掘削用ハンドヘルド蛍光X線分析計 - リバースサーキュレーション/回転式エアーブラストとダイヤモンドコア


XRF in Exploration Drilling

オリンパスの蛍光X線(XRF)分析計は、掘削土やダイアモンドコアに存在する最大35種類の元素(Mg〜U)を、大気中で同時に分析することができます。調査を担当する地質学者は、調査の現場で素早く分析データを取得することができます。 近年、ハンドヘルド蛍光X線分析計による測定技術は大きく進歩し、測定可能な元素の数と検出限界が大幅に改善され、分析時間も著しく短縮されています。

採掘の現場において、ハンドヘルド蛍光X線分析計により迅速に取得可能な半定量的な地質化学データの価値、またそのデータが探査プロジェクトにもたらす時間とコストの削減は重要なポイントです。下記の掘削ログはオーストラリア(Rimfire)での探査プロジェクトのものです。ログでは、Auのラボ分析データと、探査区画内で蛍光X線分析計が検知したAuおよびパスファインダー元素であるAg、Pb、Asが示され、Auレベルの上昇をみることができます。

オリンパスのハンドヘルド蛍光X線分析計により、掘削切断面とコアを、その場ですぐに簡単かつ効率的に分析し、迅速に地球化学データを取得することができます。

利点

  • 掘削装置に隣接する鉱化区間を、リアルタイムで同定・定量 分析することができます。
  • 地質学的観点からの有望性を素早く評価でき、この情報を関係者と迅速に共有することができます。
  • 的確な情報に基づいた試料を選択することが可能となり、ラボへの不要な試料送付を避けることができるので、ラボでの分析費用を低減することに繋がります。
  • 豊富な情報に基づき、掘削の深さや予定外の再掘削の必要性などについて、的確な意思決定が現場で素早くできるため、掘削予算を効率的に使用することができます。

オリンパスのハンドヘルド蛍光X線分析計は、探査掘削サンプルを分析するため、さまざまな場面で使用されています。蛍光X線分析に最も適した試料の一つは、ラボ分析で使用するパルプ状粉体のように、乾燥して微粒化、均一化されたものです。しかし、現場でハンドヘルド蛍光X分析計を使用すれば、完全に乾燥、均一化されていない試料であっても、有益で目的にかなった地球化学データを収集することができます。リバースサーキュレーション(RC)と回転式エアーブラスト(AB)掘削の場合、 掘削法の特性により、採取される試料はすでに部分的に均一化されています。多くのハンドヘルド蛍光X線分析計がこのような掘削装置から得られた試料の分析に使用され、掘削プログラムの探査管理者に有用なデータを提供しています。

 

Anomalous Au, As, Ag and Pb by XRF from within the Au bearing zone at a Rimfire Resources exploration project in NSW, Australia

Au埋蔵区画内でのXRF分析で得られた変則的なAu、As、Ag、Pb。:オース トラリア( ニューサウスウェールズ)で実施された探査プロジェクト(Rimfire Resources)より。

投資の回収

Return on Investment

探査掘削用にハンドヘルド蛍光X線分析計を使用すると、プロジェクトによっては短期間で投資費用を回収できる場合があります。これは資金支援者にとって直接的な経費の削減を意味します。ABM Resources社の代表取締役Darren Holden氏は、オーストラリア北部特別区(Northern Territory)における事業のために、オリンパスのハンドヘルド蛍光X線分析計を2台採用したことにより、1年間で900,000豪ドルを節約できたと評価しています。これは、費用のかさむラボ分析では最も重要な試料のみを分析するように、RCチップのスクリーニ ングツールとして蛍光X線分析を用いたことによります。
 

掘削コア・ロギングと試料選択の最適化

地質試料では、目的物が脈状に走っていたり斑点状に分布している不均質なものであるため、掘削/カットされたばかりのダイアモンドコアへの蛍光X線分析法の適用は、難易度の高い用途です。しかし、コアの長さ方向に沿った多数のポイ ント(/m)から蛍光X線データを収集するための手法が確立され、ラボ分析用の試料を地質学者が選別する際に役立つ情報、またコア検層の過程における補足的な調査データの取得が可能で、地質系統内の傾向を定性的/半定量的に把握する ことができます。ここに示す3種類のグラフは、イベリア半島の黄鉄鉱ベルトで実施したCu探査プロジェクトのもので、10cm刻みで取得したXRFデータを1mごとに平均化し、ラボの分析データと比較しています。ラボ分析用に選択すべき試料が、1〜5と10〜13であることが傾向から示唆されています。試料6〜9はラボへ送る必要がないものと言えます。これにより、ラボ分析の経費を30%節減できる可能性があります。これはお客様が実際に行った測量調査の一例です。
 


Bi
Fe
As

Olympus IMS
この用途に使用される製品

ハンドヘルド蛍光X線分析計VANTAは、耐久性に優れた堅牢設計により、さまざまな検査環境に対応します。オリンパス独自の新技術により高いX線カウントレートを実現し、高精度で優れた再現性のデータを取得することができます。さらに、使いやすい操作性と多様な機能により、ユーザーの生産性を高め、検査効率の向上に貢献します。
地質・鉱物調査用のハンドヘルド蛍光X線分析計VANTAは、鉱物探査や鉱石の品位とプロセス管理、環境修復調査のための元素分析を、調査の現場で行うことができます。
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