二振動子型探触子の使用45MGの主な用途の一つは、パイプ、チューブ、タンク、圧力容器、船体など、内部が腐食や浸食の影響を受ける構造物の残存肉厚測定です。このような用途には、通常、二振動子型探触子を使用します。
B-スキャンマッピング(タイムベース)45MGにはライブで厚さ測定値を断面表示するB-スキャン機能が付いています。この機能は位置による厚さの変化を確認する場合に大変役立ちます。B-スキャン機能は、探触子を測定物に接触させると厚さを描き断面表示を開始します。また最小値フリーズ機能により、スキャンしたエリアの厚さの最小値を表示します。オプションの45MGデータロガーでは、一つのB-スキャンで最大10,000件まで厚さ測定値を保存することが可能です。
| 高温表面対応45MGは、D790シリーズ探触子(D790、D790-SM、D790-RL、D790-SL)を使用し、表面温度の高い測定物(最高温度500ºC)の安定した肉厚測定を行います。45MGのゼロ補正機能は、探触子の遅延材の温度による変化を補正し、高温測定の精度を高めます。 |
エコーtoエコー測定
複数の底面エコーを使い、コーティングされた測定物の母
| THRU-COAT(スルーコート)測定
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A-スキャン表示と自動エコーtoエコー測定 | コーティングの厚さと母材の測定値を表示するTHRU-COAT (スルーコート)モード(波形表示オプションなし) |
第1エコーブランキングを調整する手動エコーtoエコー測定 | THRU-COAT(スルーコート)モードと波形表示オプション |