1000S+は、重さ1.8kg(4ポンド)未満でお客様によって交換が可能なディスプレイを備えており、優れた超音波検査ソリューションを提供します。ディスプレイは、室内はもちろん明るい屋外向けのカラーLCDまたはモノクロLCDのほか、通常の明るさから暗い場所まで対応するハイブライト電子発光(EL)ディスプレイが用意され、非常に高い柔軟性、利便性を備えています。頑丈かつ良質なデザインのハウシング、シンプルなフロントパネル、SmartKnobTM、ビルトインのPowerLinkTMテクノロジーによってユーザーに優しく、まさに革命的なポータブル超音波探傷器です。本器は、リチウムイオン電池1個または単1電池パック(オプション)で動作します。
RS-232ポートが搭載されており、双方向通信と印刷が可能です。WindowsベースのソフトウエアFlawMaster™によって、1000S+とコンピューター間の通信が簡単に行えます。コンピューターを介したレビュー、アーカイブ、アップロード、ダウンロードの際でもA-scan、機器設定、厚さ測定値、レポート内容をすべて利用できます。
薄い材料の厚さ測定など、高分解能が必要な場合にも備え、高分解能(HR)オプションを設けました。オプションでは、15MHzの狭帯域レシーバ設定や15n秒までの幅調節や可能な矩形波パルサーといった拡張機能と高度な信号処理システムが搭載できるため、0.127ミリ(0.005インチ)までの鋼鉄を測定することができます。
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主な特長
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- 1.8kg(4ポンド)以下という軽量性
- リチウムイオン電池1個で駆動
- バッテリー駆動時間は10時間以上
- 繰返し周波数レートを変更制御可能
- 150V / 300Vの矩形波パルサー
- デュアル探傷ゲート
- 斜角探傷対応のピークホールド機能
- 斜角ビームトリガ機能による傷の位置確認
- 斜角ビームのカーブ補正機能
- お客様によって交換可能なディスプレイ
- ハイブライト電子発光ディスプレイ
- モノクロ液晶ディスプレイ
- カラー液晶ディスプレイ
- 厚さ測定:IP-1stまたはエコー間
- 狭帯域レシーバ設定
- PowerLink™技術:自動トランスデューサ認識、自動機器設定
- VGA出力
- アナログ出力オプション
- WindowsベースのソフトウエアFlawMaster™を搭載
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仕様* |
パルサー | タイプ:矩形波
| パルス幅:30~1,000n秒
| パルス電圧:300V / 150V(選択可能)
| ダンピング抵抗:25Ω、50Ω、または200Ω
| モード:シングル(パルスエコー)、デュアル、または透過
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レシーバ | 帯域幅:0.3MHz~20MHz
| フィルター:1、2.25、5、10、広帯域(0.3MHz~20MHz)、ハイパス(3MHz~20MHz)
| ゲイン幅:0~110dB
| ゲイン設定:0.1dB / 0.2dB / 0.5dB / 1.0dB / 2.0dB / 6.0dB / 12dB
| リジェクション:フルスクリーンの0~80%
| 検波:RF、全波、正半波、負半波、フィルター処理済み全波は10MHz / 5MHz / 2.25MHz
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ゲート | 機能:デュアル探傷ゲート、ゲート1は時間間隔測定または振幅検出およびアラーム。ゲート2はエコーモード用の振幅検出およびアラームまたは時間間隔測定。ゲート1は、IPまたはIF同期が選択可能
| アラーム表示:点滅LEDおよび警報音
| ピーク振幅:ゲート信号のピーク振幅パーセントで表示
| RFゲート:正極では、いずれかの極性の信号周期がゲートレベルを超えていなければならない。負極では、ゲートレベルを超える信号が存在しない。
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時間基準 | 測定範囲:1.23~7,511mm(0.048~296インチ)の鋼測定の場合(0.418~2,560μ秒)
| 掃引遅延範囲:-29~4,694mm(-1.16~185インチ)の鋼測定の場合(-10~1,600μ秒)
| 音速:635~15,240m/秒(0.025~0.600インチ/μ秒)、時間軸直線性はフルスクリーンの±1%
| 繰返し周波数レート:50Hz~3,450Hz(50Hzステップ)最大値を選択可能。測定範囲およびパルサー設定による制限あり
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厚さ測定 | 測定範囲:0.127mm(0.005インチ)から表示範囲の最大設定値まで
| モード:IP~ゲート1、IF~ゲート2、ゲート1~ゲート2
| トリガモード:ピークまたはエッジ
| トリガ機能:斜角ビーム計算、曲面補正
| 角度:0°~90°(0.1°単位)
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表示機能 | 信号:アウトライン波形表示またはフィールド波形表示
| 画面フリーズ:コマンドによって表示されている信号のフリーズが可能
| 波形呼び出し:保存した波形の選択および表示が可能
| ピークホールド:ピーク信号より下のアクティブ信号によってピーク振幅を表示
| A-scan保存:プレイバックまたはプリントアウトに備え、最大100個のA-scan波形の保存が可能
| 更新周波数:60Hz
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その他の機能 | VGA出力 | RS-232:DB-9Pコネクタ
| PowerLink™:自動トランスデューサ認識、自動アプリケーション設定。プリントアウトによるトランスデューサの確認が可能
| プログラム保存:最大200個の試験条件設定の保存が可能
| 時計、カレンダー機能:各波形の時間および日付の情報の保存、印刷が可能
| 表示言語:英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語から選択可能
| ソフトウエア:WindowsベースのFlawMaster™
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一般仕様 | 寸法:241(W)×140(H)×89(D)mm(9.5×5.5×3.5インチ)
| 重量:1.7kg(3.8ポンド)
| ディスプレイ:QVGAディスプレイ(320×240ピクセル)、バックライト付きモノクロ液晶ディスプレイ(LCD)、カラーLCD、ハイブライト電子発光(EL)ディスプレイのいずれかをお客様によって交換可能
| 動作温度:-20℃~60oC(-4oF~140oF)
| 保存温度:-40℃~80oC(-40 oF~176oF)
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電源 | DC:リチウムイオン電池1個、外付け単1電池パック(オプション)
| AC:90~264V 50Hz~60Hz(主電源)
| バッテリー駆動時間:10時間以上
| 環境湿度:クラス3の温度 / 湿度環境(5~95%)下で安全に動作
| 等級:MIL-PRF-28800Fのクラス2規格に準拠
| 対応高度:最大動作高度および非動作時高度4,600m(15,000フィート)
| 危険なエリアでの操作:米国防火協会規格(NFPA 70)第500条のクラス1、ディビジョン2、グループDの規定、ならびにMIL-STD-810E、方法511.3、手順1に従ったテストによる爆発環境下で安全に動作
| 高分解能(HR)オプション 1000HR+:0.127mm(0.005インチ)まで厚さ測定が可能。厚さ分解能:±0.005mm(0.0002インチ)。精度:±0.0254mm(0.001インチ)。画面範囲:1.22mm~7.5m(0.048~296インチ)。15MHz狭帯域増幅器。RFまたはビデオ厚さ測定。繰返し周波数レートを変更制御可能。15n秒まで矩形波制御可能
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*製品の仕様は、予告なしに変更される場合があります。
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