1 00:00:05,533 --> 00:00:09,198 リチャード・へリングトン教授 ロンドン自然史博物館在勤 2 00:00:09,200 --> 00:00:12,765 TERRAをご紹介します。 3 00:00:12,766 --> 00:00:14,765 初めまして、リチャード・ヘリングトンと申します。 4 00:00:14,766 --> 00:00:17,798 自然史博物館で、地球科学の責任者を勤めております。 5 00:00:17,800 --> 00:00:19,631 実際に、TERRAを 6 00:00:19,633 --> 00:00:21,698 いくつかのプロジェクトで使ったことがありますよ。 7 00:00:21,700 --> 00:00:25,265 具体的にあげますと、一つは、フィンランドで行った 8 00:00:25,266 --> 00:00:28,865 貫入岩体の中のマグマ性岩石の観察で、 9 00:00:28,866 --> 00:00:31,098 その時は、とても検査の難しい 10 00:00:31,100 --> 00:00:35,331 ケイ素の位相差を、 11 00:00:35,333 --> 00:00:38,465 通常の方法で識別しようとしていました。 12 00:00:38,466 --> 00:00:41,931 その時に、TERRA がコア施設にあったため、 13 00:00:41,933 --> 00:00:46,065 異なる暗色鉱物の位相を 速やかに識別することができました。 14 00:00:46,066 --> 00:00:47,831 それはボーリングコア内にあったため、 15 00:00:47,833 --> 00:00:51,098 他の手法では沢山の問題がありました。 16 00:00:51,100 --> 00:00:54,531 2004年にトライアルベースで 17 00:00:54,533 --> 00:00:58,331 使いはじめました。 18 00:00:58,333 --> 00:01:01,065 たしか、装置を購入したのは、 19 00:01:01,066 --> 00:01:05,565 2008年だったと思います。 20 00:01:05,566 --> 00:01:08,731 なので、5年ほど操作してきていることになります。 21 00:01:08,733 --> 00:01:11,465 とても満足しています。 信頼性も非常にいいです。 22 00:01:11,466 --> 00:01:14,165 主にスクリーニングツールとして使っています。 23 00:01:14,166 --> 00:01:16,931 実際に屋外検査に持って行ってます。 24 00:01:16,933 --> 00:01:18,865 多くのプロジェクトで使ってきましたよ、 25 00:01:18,866 --> 00:01:20,731 フィンランドにも持参しましたし、 26 00:01:20,733 --> 00:01:24,031 セルビアでも、キプロスでも使いました。 27 00:01:24,033 --> 00:01:26,931 キプロスでは、実際に屋外検査で使いました。 28 00:01:26,933 --> 00:01:28,731 トラックの後ろに積んで、 29 00:01:28,733 --> 00:01:31,265 そのまま屋外で使いました。 30 00:01:31,266 --> 00:01:34,765 ただ、多くの場合には、主にコア施設で使いますね。 31 00:01:34,766 --> 00:01:38,498 実際にボーリングコアや、ドリルの切断面を観察します。 32 00:01:38,500 --> 00:01:40,931 ラボに材料を持って帰ってきて、ラボ内のもっと大型な装置で 33 00:01:40,933 --> 00:01:45,298 より詳細な検査に入る前に、 34 00:01:45,300 --> 00:01:48,298 材料を事前にスクリーニングできます。 35 00:01:48,300 --> 00:01:51,898 私たちにとっては、確実に、屋外検査のツールです。 36 00:01:51,900 --> 00:01:54,965 色々な方が興味を示し、多くの人にこの機器を見せています。 37 00:01:54,966 --> 00:01:57,531 強く推薦します。 38 00:01:57,533 --> 00:01:59,198 プロフェッショナルなツールです。 39 00:01:59,200 --> 00:02:01,665 この機器から得られたデータが、 ラボで得たものと同じくらいに良いものであると、 40 00:02:01,666 --> 00:02:04,631 自信をもって言えますね。 41 00:02:04,633 --> 00:02:09,133 そして確実に、私たちが期待していたことを 正確に実行してくれています。