1 00:00:09,966 --> 00:00:11,866 こんにちはTodd Houlahanです 2 00:00:11,866 --> 00:00:14,233 7回目となるポータブル蛍光X線分析計 テクノロジーの応用に関する 3 00:00:14,233 --> 00:00:17,233 ベストプラクティス シリーズにようこそ 4 00:00:17,233 --> 00:00:21,033 今日はVantaのプロダクトマネージャーである Ted Shieldsと一緒にお送りします 5 00:00:21,033 --> 00:00:21,900 やあTed 6 00:00:21,900 --> 00:00:22,833 Todd 調子はどうですか? 7 00:00:22,833 --> 00:00:23,733 おかげさまで あなたは? 8 00:00:23,733 --> 00:00:24,333 いいですよ 9 00:00:24,333 --> 00:00:27,400 では今日は試料の前処理について お話しましょう 10 00:00:27,400 --> 00:00:29,400 ポータブルXRFユーザーは 11 00:00:29,400 --> 00:00:31,666 試料の前処理がどれくらい必要かを どうやって判断しているのでしょうか? 12 00:00:31,666 --> 00:00:33,266 必要な前処理のレベルは 13 00:00:33,266 --> 00:00:37,300 個々のユーザーの目的によって 異なります 14 00:00:37,300 --> 00:00:40,466 前処理を行わない場合もあれば 15 00:00:40,466 --> 00:00:42,433 完全な前処理を行う場合もあり 16 00:00:42,433 --> 00:00:43,966 その他あらゆるケースが考えられます 17 00:00:43,966 --> 00:00:48,733 つまりユーザーは 試行錯誤して 18 00:00:48,733 --> 00:00:52,066 試料にどの程度の前処理をすれば 目的にかなうかを 19 00:00:52,066 --> 00:00:53,966 決める必要があります 20 00:00:53,966 --> 00:00:55,266 それから 後ろに並んでいる 21 00:00:55,266 --> 00:00:56,900 いくつかの機器も 紹介するのですよね 22 00:00:56,900 --> 00:00:58,400 ええ まずベーシックレベルの 23 00:00:58,400 --> 00:01:00,633 機器から始めて 24 00:01:00,633 --> 00:01:03,900 かなり高度な試料前処理まで 見ていきます 25 00:01:03,900 --> 00:01:06,533 さて、ポータブルXRFを使用するということは、 定評あるラボ技術を 26 00:01:06,533 --> 00:01:09,833 現場に 持ち出す、ということを意味します 27 00:01:09,833 --> 00:01:12,566 そうですね 現場に持ち出すと 28 00:01:12,566 --> 00:01:14,966 あらゆる種類の試料に 出会うわけですから 29 00:01:14,966 --> 00:01:17,933 結局のところ データの品質は 30 00:01:17,933 --> 00:01:20,600 試料の品質によって決まります 31 00:01:20,600 --> 00:01:22,966 では具体的に試料の処理の流れを 見ていきましょう 32 00:01:22,966 --> 00:01:24,733 まず試料を収集する必要があります 33 00:01:24,733 --> 00:01:27,066 ポータブルXRFを使用すると たくさんの試料と 34 00:01:27,066 --> 00:01:28,700 データポイントを収集することになり プロジェクトに関する 35 00:01:28,700 --> 00:01:32,466 きめ細やかな情報が 得られます 36 00:01:32,466 --> 00:01:35,866 通常はそのうちの一部を ラボに送って 37 00:01:35,866 --> 00:01:39,600 特定の試料について さらに詳細な情報を得ます 38 00:01:39,600 --> 00:01:42,033 ラボでは試料を 乾燥させてから 39 00:01:42,033 --> 00:01:44,166 砕いて さらに粉砕します 40 00:01:44,166 --> 00:01:46,266 これは酸に溶かしたり 溶融ビーズや加圧ペレットを 41 00:01:46,266 --> 00:01:48,200 作ったりする前に 42 00:01:48,200 --> 00:01:51,566 試料を均質化するために 行います 43 00:01:51,566 --> 00:01:54,866 そのためデータ品質の目標に ラボデータとの比較が 44 00:01:54,866 --> 00:01:58,100 含まれる場合は ラボで行われるのと 45 00:01:58,100 --> 00:02:01,533 同じような処理を行うことを 検討するとよいでしょう 46 00:02:01,533 --> 00:02:04,400 ではラボの第1段階である 乾燥から始めましょう 47 00:02:04,400 --> 00:02:06,800 水分はポータブルXRFの測定結果に どのような影響を与えるのでしょうか? 48 00:02:06,800 --> 00:02:08,300 主に2つあります 49 00:02:08,300 --> 00:02:11,166 1つは試料内の水分によって 通常であれば 50 00:02:11,166 --> 00:02:12,733 検出器に戻る 51 00:02:12,733 --> 00:02:14,100 X線の一部が吸収される ことです 52 00:02:14,100 --> 00:02:17,333 そのため一部の元素を 過少に検出することになります 53 00:02:17,333 --> 00:02:22,066 もう1つは、工場では乾燥した試料に対して 校正が行われていることです 54 00:02:22,066 --> 00:02:25,300 湿った試料は乾燥した試料より 少し重量が増えます。 55 00:02:25,300 --> 00:02:28,566 そのため着目する元素の重量%を過少に 検出する可能性が高くなります 56 00:02:28,566 --> 00:02:30,633 ええ 私の経験では湿った試料はいつも 57 00:02:30,633 --> 00:02:33,233 過少に検出してしまいます 58 00:02:33,233 --> 00:02:36,233 そうですよね それで2つのことをよく聞かれます 59 00:02:36,233 --> 00:02:38,433 1つはどれだけの 水分量なら許容できるのか 60 00:02:38,433 --> 00:02:42,900 2つ目は水分レベルが 一定なら 61 00:02:42,900 --> 00:02:44,500 そのまま進めてしまって、後ほど修正できるのか ということです 62 00:02:44,500 --> 00:02:46,433 まず、どれほどの水分量を許容できるか、ですが 63 00:02:46,433 --> 00:02:49,433 遷移金属やより比重が重い 金属の場合 64 00:02:49,433 --> 00:02:51,700 約5~10%の 水分であれば 65 00:02:51,700 --> 00:02:55,066 ポータブルXRFの測定結果に それほど影響を与えません 66 00:02:55,066 --> 00:02:58,966 2つ目は 少し難問です 67 00:02:58,966 --> 00:03:02,100 それぞれの元素が 水分から受ける影響は 68 00:03:02,100 --> 00:03:04,633 その状況や量によりさまざまだからです 69 00:03:04,633 --> 00:03:07,833 ですから再度 試料をラボに送るのがよいでしょう 70 00:03:07,833 --> 00:03:09,866 ラボに送る前か ラボ内で 71 00:03:09,866 --> 00:03:13,800 水分計を使用して 水分測定値を測ります 72 00:03:13,800 --> 00:03:15,233 データが戻ってきたら 73 00:03:15,233 --> 00:03:18,266 ポータブルXRFの測定結果との 相関を調べて 74 00:03:18,266 --> 00:03:21,633 データが目的に 沿っているかを確認します 75 00:03:21,633 --> 00:03:24,866 OKかどうかを判断できるのは お客様だけです 76 00:03:24,866 --> 00:03:26,433 お客様の実例は ありますか? 77 00:03:26,433 --> 00:03:27,366 たくさんありますよ 78 00:03:27,366 --> 00:03:33,166 かなり水分量の多い粘土土壌を 検査していたお客様の例では 79 00:03:33,166 --> 00:03:35,700 すべての試料をクリップで閉じられる ビニール袋にいれて 80 00:03:35,700 --> 00:03:38,066 押しつぶすことで 81 00:03:38,066 --> 00:03:41,600 できるかぎり水分を 絞り出していました 82 00:03:41,600 --> 00:03:44,966 別のお客様の例では すべての試料を 83 00:03:44,966 --> 00:03:49,233 コーヒーフィルターに入れて 指定した数時間の間 84 00:03:49,233 --> 00:03:52,566 できるかぎりの水分を 吸い出していました 85 00:03:52,566 --> 00:03:54,900 また別のお客様の例では すべての試料を24時間 86 00:03:54,900 --> 00:03:58,333 空気乾燥させてから 検査していました 87 00:03:58,333 --> 00:04:00,600 一定の整合性をもって試料を 処理するかぎり 88 00:04:00,600 --> 00:04:02,700 一貫性のある結果が得られる 可能性は高く 89 00:04:02,700 --> 00:04:04,466 傾向をつかむには申し分ないですが 90 00:04:04,466 --> 00:04:06,833 絶対濃度値を 得るには 91 00:04:06,833 --> 00:04:08,666 評価する必要があります 92 00:04:08,666 --> 00:04:09,666 そうですね 93 00:04:09,666 --> 00:04:14,366 実に興味深い事例の1つに コアカッターのスラリーの検査があります 94 00:04:14,366 --> 00:04:19,000 カッティングソーからコア1メートル分ほどの スラリーを収集します 95 00:04:19,000 --> 00:04:21,466 もちろん分析前に乾燥させるわけですが 96 00:04:21,466 --> 00:04:23,466 コア1メートル分の微粉末を 97 00:04:23,466 --> 00:04:25,533 得ることは 98 00:04:25,533 --> 00:04:29,066 かなり手間がかかりますが独創的です 99 00:04:29,066 --> 00:04:30,500 ええ本当にルールなんてないですよね 100 00:04:30,500 --> 00:04:32,033 手元にあるどんなものでも検査できますが 101 00:04:32,033 --> 00:04:33,433 それを評価して 102 00:04:33,433 --> 00:04:35,533 本当に目的にかなっているかを 確認する必要があります 103 00:04:35,533 --> 00:04:37,233 まさにこのシリーズを通した 104 00:04:37,233 --> 00:04:39,000 共通テーマですよね 105 00:04:39,000 --> 00:04:40,466 そうですね 106 00:04:40,466 --> 00:04:41,933 Association of Applied Geochemistsの 107 00:04:41,933 --> 00:04:45,766 Webサイトにも 面白い読み物があります 108 00:04:45,766 --> 00:04:50,100 Camiroが2012~2013年に 行った研究で 109 00:04:50,100 --> 00:04:53,466 水分が含まれるあらゆる種類の ものについて取り上げており 110 00:04:53,466 --> 00:04:55,600 とても優れた内容です 111 00:04:55,600 --> 00:04:58,500 技術的には6~7年前の ものですが、 112 00:04:58,500 --> 00:05:02,600 読む価値は十分にあります 113 00:05:02,600 --> 00:05:04,100 OK では次に移りましょう 114 00:05:04,100 --> 00:05:05,866 均質性ですね 115 00:05:05,866 --> 00:05:09,400 各種の試料タイプについて 設定できるカテゴリーは 116 00:05:09,400 --> 00:05:11,466 恐らく3つあります。 117 00:05:11,466 --> 00:05:14,133 前処理が何も必要ない試料 118 00:05:14,133 --> 00:05:16,166 部分的な前処理が必要な試料 119 00:05:16,166 --> 00:05:18,933 そして150から250ミクロン 程度の 120 00:05:18,933 --> 00:05:22,766 完全な前処理が必要な試料です 121 00:05:22,766 --> 00:05:26,966 ポータブルXRFはそれだけ さまざまなタイプの試料と 122 00:05:26,966 --> 00:05:29,066 用途に使用されるため 123 00:05:29,066 --> 00:05:30,933 一般的なアドバイスをするのが 実に難しいのですが 124 00:05:30,933 --> 00:05:33,600 通常言えることは 求める精度と 125 00:05:33,600 --> 00:05:35,433 試料の前処理に どれだけ時間をかけられるかを 126 00:05:35,433 --> 00:05:36,900 天秤にかけるということです 127 00:05:36,900 --> 00:05:39,000 ええですから 一般的なアドバイスをするのは 128 00:05:39,000 --> 00:05:43,300 とても難しいので これらの3つのカテゴリーについて 129 00:05:43,300 --> 00:05:44,900 実際の例を見ていきましょう 130 00:05:44,900 --> 00:05:47,566 まず前処理なしの例から 始めましょう 131 00:05:47,566 --> 00:05:49,966 私たちのお客様の中には 132 00:05:49,966 --> 00:05:53,933 ドリルコアや岩の表面を 直接検査したり 133 00:05:53,933 --> 00:05:59,300 土壌や前処理されていない発破孔の試料を 直接検査するケースが多数あります 134 00:05:59,300 --> 00:06:02,300 こうしたすべての試料は 異成分からできているため 135 00:06:02,300 --> 00:06:06,566 多くのお客様は 複数回測定して 136 00:06:06,566 --> 00:06:09,933 それらの測定値の平均を取り 問題を克服しています 137 00:06:09,933 --> 00:06:13,166 定性/半定量データを 得ているわけですが 138 00:06:13,166 --> 00:06:14,733 目的にはかなっています 139 00:06:14,733 --> 00:06:19,500 また活性炭内の金を検査する際に 炭素を直接検査する 140 00:06:19,500 --> 00:06:20,966 お客様もいます 141 00:06:20,966 --> 00:06:26,533 SX-EWプラントで試料の前処理を行わずに 液体内の銅の 142 00:06:26,533 --> 00:06:28,533 直接検査も行っています 143 00:06:28,533 --> 00:06:31,066 このように試料の前処理を 行わないお客様には 144 00:06:31,066 --> 00:06:33,933 さまざまなケースが あります 145 00:06:33,933 --> 00:06:35,966 試料の部分的な前処理は 146 00:06:35,966 --> 00:06:38,000 土壌調査で行われる ことが多く 147 00:06:38,000 --> 00:06:41,233 金属母材などの検査 金やパスファインダー元素の 148 00:06:41,233 --> 00:06:44,800 検査にとても 適しています 149 00:06:44,800 --> 00:06:46,633 まさに試料の 部分的な前処理が 150 00:06:46,633 --> 00:06:47,833 よく見られる分野ですね 151 00:06:47,833 --> 00:06:49,833 本当にそうですよね 152 00:06:49,833 --> 00:06:53,966 ポータブルXRFが広く使用されるように 153 00:06:53,966 --> 00:06:57,433 なるにつれて 完全に前処理された 154 00:06:57,433 --> 00:07:00,066 試料を検査して XRFから最高品質のデータを 155 00:07:00,066 --> 00:07:03,600 得ようとするお客様が 増えています 156 00:07:03,600 --> 00:07:07,333 そのためラボに送る前の 前処理施設で処理された試料 157 00:07:07,333 --> 00:07:09,666 またはラボから前処理されて返された 試料は 158 00:07:09,666 --> 00:07:13,666 最高のパフォーマンスを 得られることが 159 00:07:13,666 --> 00:07:16,800 一般的になりつつ あります 160 00:07:16,800 --> 00:07:18,533 またこれらの試料には、岩石の種類の違いが 161 00:07:18,533 --> 00:07:20,266 厳密に定義されている 162 00:07:20,266 --> 00:07:25,566 岩石地球化学の研究において 最高の軽元素データが生かされています 163 00:07:25,566 --> 00:07:28,300 試料の完全な前処理は ますます一般的になってきています 164 00:07:28,300 --> 00:07:30,500 そしてそのように時間をかけて 試料を前処理する場合に 165 00:07:30,500 --> 00:07:32,766 通常は試料容器内や 加圧ペレット内で 166 00:07:32,766 --> 00:07:34,600 検査を行いますが 167 00:07:34,600 --> 00:07:36,033 これは軽元素の パフォーマンスを 168 00:07:36,033 --> 00:07:37,466 最大限に得るための ものです 169 00:07:37,466 --> 00:07:38,866 ビニール袋に入れて検査する場合 170 00:07:38,866 --> 00:07:41,133 比重の重い元素を 検査するのでないかぎり 171 00:07:41,133 --> 00:07:42,866 ビニール袋による 減衰が原因で 172 00:07:42,866 --> 00:07:44,633 パフォーマンスが 低下します 173 00:07:44,633 --> 00:07:47,566 そうですね では前処理で使うものを ちょっと見ていきましょうか 174 00:07:47,566 --> 00:07:48,966 はい 175 00:07:48,966 --> 00:07:52,133 オリンパスでは試料の 前処理機器は提供していません 176 00:07:52,133 --> 00:07:53,933 私たちはポータブルXRFの製造に 177 00:07:53,933 --> 00:07:56,300 最善を尽くすことを専門にしています 178 00:07:56,300 --> 00:08:00,400 試料の前処理において1つのサイズで すべてのソリューションに対応できるわけではありません 179 00:08:00,400 --> 00:08:02,133 そのため調査を行って 180 00:08:02,133 --> 00:08:03,900 市場の状況を 確認し 181 00:08:03,900 --> 00:08:06,633 目標とするデータ品質に達するために 182 00:08:06,633 --> 00:08:09,633 必要な機器を 決定します 183 00:08:09,633 --> 00:08:12,400 非常に単純なものには ハンマーや 184 00:08:12,400 --> 00:08:13,800 すり鉢とすりこぎがあります 185 00:08:13,800 --> 00:08:15,833 ふるいにかけて 粉末にして 186 00:08:15,833 --> 00:08:19,100 その粉末をポリプロピレンフィルム製の 試料容器に入れます 187 00:08:19,100 --> 00:08:23,066 より高度なものにはAC電源で 稼働するミルがあります 188 00:08:23,066 --> 00:08:25,433 下部に試料を入れると 189 00:08:25,433 --> 00:08:27,600 最大10mmサイズの試料になります 190 00:08:27,600 --> 00:08:32,800 撹拌して押し付けると粉砕されます 191 00:08:32,800 --> 00:08:36,633 この装置はとても硬い岩石でも 処理できるので 192 00:08:36,633 --> 00:08:39,966 一部のお客様には よく使用されています 193 00:08:39,966 --> 00:08:42,533 ここにある機器は Onsciteによるもので 194 00:08:42,533 --> 00:08:46,033 ポータブルXRF業界向けに 設計されています 195 00:08:46,033 --> 00:08:49,166 すぐに使えるアングルグラインダーを 土台として 196 00:08:49,166 --> 00:08:53,800 フロントエンドに特殊な付属部品を 取り付けます 197 00:08:53,800 --> 00:08:55,833 この付属部品はハンマーミルで 198 00:08:55,833 --> 00:08:57,566 試料をここに入れます 199 00:08:57,566 --> 00:09:00,766 電源を入れて ふたをすると 200 00:09:00,766 --> 00:09:05,000 撹拌されてハンマーミルが 岩石を砕きます 201 00:09:05,000 --> 00:09:09,100 別の付属部品には 回転式のロックグラインダーがあり 202 00:09:09,100 --> 00:09:12,566 カッティングソーを ここに設置すると 203 00:09:12,566 --> 00:09:14,866 岩石の表面や 露出岩体を 204 00:09:14,866 --> 00:09:16,266 切断し 205 00:09:16,266 --> 00:09:18,800 その結果得られる チップや粉末を 206 00:09:18,800 --> 00:09:21,966 試験管状の付属品内に収集します 207 00:09:21,966 --> 00:09:25,100 この機器はいくつかのふるいに 通すことができ 208 00:09:25,100 --> 00:09:27,866 このトルクレンチは 優れた粉末ペレットを 209 00:09:27,866 --> 00:09:30,200 生成するために使用します 210 00:09:30,200 --> 00:09:33,000 これを使用すれば 試料容器に用いられる 211 00:09:33,000 --> 00:09:37,600 ポリプロピレンフィルムの影響なく 表面を直接検査できます 212 00:09:37,600 --> 00:09:41,333 もう1つのベンダーはIMDEXグループの 一員であるREFLEX™です 213 00:09:41,333 --> 00:09:45,766 この砕岩機は 25mmの岩石を 214 00:09:45,766 --> 00:09:48,133 1~2mmまで粉砕し 215 00:09:48,133 --> 00:09:51,333 1kgの RC材料を 216 00:09:51,333 --> 00:09:54,200 約1分半以内に 処理できます 217 00:09:54,200 --> 00:09:56,333 これはREFLEX MILL™です 218 00:09:56,333 --> 00:10:01,900 4mmの岩石を1回の作業で 微粉末にできます 219 00:10:01,900 --> 00:10:07,300 どちらのシステムも ユニバーサルAC電源で稼働します 220 00:10:07,300 --> 00:10:09,066 REFLEX PRESS™という機器もあります 221 00:10:09,066 --> 00:10:12,400 非常に高密度で 一貫性のある 222 00:10:12,400 --> 00:10:15,233 平らな表面の パックを作れるため 223 00:10:15,233 --> 00:10:17,733 XRF分析に とても適しています 224 00:10:17,733 --> 00:10:20,933 私は去年の夏に REFLEX PRESS™を 225 00:10:20,933 --> 00:10:22,733 アイルランドのプロジェクトで使用しました 226 00:10:22,733 --> 00:10:24,500 パックから得られたXRFのデータは 227 00:10:24,500 --> 00:10:26,133 素晴らしいものでした 228 00:10:26,133 --> 00:10:27,433 スループットはどうですか? 229 00:10:27,433 --> 00:10:31,066 あるお客様は2人でのシフト作業で 約150個の試料を 230 00:10:31,066 --> 00:10:32,800 処理できていました 231 00:10:32,800 --> 00:10:35,766 素晴らしいですね ご覧の通り 試料の前処理には 232 00:10:35,766 --> 00:10:39,966 幅広い種類の 器具や機器を 233 00:10:39,966 --> 00:10:41,633 使用できるので 234 00:10:41,633 --> 00:10:45,200 自分の作業に何が適しているかを 調べてみてください 235 00:10:45,200 --> 00:10:47,333 ではまとめますと 236 00:10:47,333 --> 00:10:49,766 自分で定めたデータ品質目標に 達するために 237 00:10:49,766 --> 00:10:52,833 ある種の試料前処理が 必要になる場合があります 238 00:10:52,833 --> 00:10:56,233 前述のアドバイスを基に 検査作業をいくつか試してみて 239 00:10:56,233 --> 00:10:58,633 自身のXRFプログラムの 目的に沿うには 240 00:10:58,633 --> 00:11:02,566 どれほどの試料前処理が必要なのかを 判断します 241 00:11:02,566 --> 00:11:04,533 はい 次回は 目的への適合性を判断するための 242 00:11:04,533 --> 00:11:07,333 QA/QCプロトコルについて 取り上げます 243 00:11:07,333 --> 00:11:10,866 はい 今回で分析データを生成する 準備ができましたから 244 00:11:10,866 --> 00:11:13,066 データの整合性に 245 00:11:13,066 --> 00:11:14,800 責任を持つ必要があることについて 246 00:11:14,800 --> 00:11:17,100 いくつかアドバイスを していきます 247 00:11:17,100 --> 00:11:19,566 今回はここまで それではまた