1 00:00:00,538 --> 00:00:03,636 これは、 オリンパスが提供する 2 00:00:03,638 --> 00:00:06,936 操作説明ビデオです。 3 00:00:06,938 --> 00:00:10,726 このビデオでは 4 00:00:10,728 --> 00:00:13,035 OLYMPUS Stream画像解析 ソフトウエアを使用して 5 00:00:13,036 --> 00:00:14,901 断面サンプルの膜厚を 6 00:00:14,903 --> 00:00:18,973 測定する方法を 詳しく説明します。 7 00:00:18,975 --> 00:00:21,435 レイヤ計測(膜厚測定)ソリューションは、 8 00:00:21,436 --> 00:00:26,370 OLYMPUS Stream Essentials以上に対応する オプションです。 9 00:00:26,371 --> 00:00:29,401 最初に、 OLYMPUS Streamソフトウエアで 10 00:00:29,403 --> 00:00:32,301 開いたレイヤを持つ断面サンプルの撮影画像を 11 00:00:32,303 --> 00:00:34,301 用意してください。 12 00:00:34,303 --> 00:00:36,801 その画像を測定し、評価するため 13 00:00:36,803 --> 00:00:39,503 “処理”タブに入ります。 14 00:00:39,505 --> 00:00:42,200 "マテリアルソリューション" ツール・ウィンドウで 15 00:00:42,201 --> 00:00:46,801 “膜厚計測”を選択して、 このソリューションを開始します。 16 00:00:46,803 --> 00:00:49,466 “膜厚計測”ウィンドウが開くと 17 00:00:49,468 --> 00:00:52,136 最初に”もとの画像”の選択があり、 18 00:00:52,138 --> 00:00:54,036 ロード設定のオプション、 19 00:00:54,038 --> 00:00:57,936 “標本情報”を 省略する機能もあります。 20 00:00:57,938 --> 00:01:00,636 ウィンドウの上部には 各画面の操作を説明する 21 00:01:00,638 --> 00:01:02,670 “説明”が表示され 22 00:01:02,671 --> 00:01:06,736 下部には、このソリューションの ワークフローのリストがあります。 23 00:01:06,738 --> 00:01:10,901 画像のソースは、新規のライブ画像、 24 00:01:10,903 --> 00:01:14,271 ソフトウエアですでに開いた画像、 25 00:01:14,273 --> 00:01:17,936 システム・フォルダー内にある画像、 26 00:01:17,938 --> 00:01:20,370 そしてオプションのOLYMPUS Streamデータベースから 27 00:01:20,371 --> 00:01:23,603 選べます。 28 00:01:23,605 --> 00:01:27,101 複数の画像を1組として 処理できるため 29 00:01:27,103 --> 00:01:30,136 効率的に作業ができ、 30 00:01:30,138 --> 00:01:33,470 1個のサンプルに関連した 1組の画像のデータの 31 00:01:33,471 --> 00:01:36,070 平均値を求めることもできます。 32 00:01:36,071 --> 00:01:38,970 この処理の始めに“設定”を開くことで 33 00:01:38,971 --> 00:01:41,838 同じしきい値を使用できるため 34 00:01:41,840 --> 00:01:44,738 測定結果の再現性が向上し 35 00:01:44,740 --> 00:01:47,905 処理時間も短縮されます。 36 00:01:47,906 --> 00:01:50,170 下部にある矢印のアイコン (次へ)をクリックして 37 00:01:50,171 --> 00:01:53,338 “標本情報”に進みます。 38 00:01:53,340 --> 00:01:56,371 "標本情報"でできる作業は 39 00:01:56,373 --> 00:02:00,071 部品またはサンプルに タイトルや名前を付けること 40 00:02:00,073 --> 00:02:03,105 1組の画像に タイトルを付けること 41 00:02:03,106 --> 00:02:06,138 その1組の画像に関する 詳細コメントを記入すること 42 00:02:06,140 --> 00:02:09,506 処理しているサンプルの各画像に関する 43 00:02:09,508 --> 00:02:12,040 詳細なコメントを記入することです。 44 00:02:12,041 --> 00:02:17,171 矢印(次へ)をクリックして ”設定”に進みます。 45 00:02:17,173 --> 00:02:19,771 “設定”では 46 00:02:19,773 --> 00:02:22,170 輪郭を定義する 方法を選択できます。 47 00:02:22,171 --> 00:02:24,605 “自動” 48 00:02:24,606 --> 00:02:26,471 “マジックワンド” 49 00:02:26,473 --> 00:02:28,371 “手動”から選択できます。 50 00:02:28,373 --> 00:02:31,540 “自動”を選択すると 51 00:02:31,541 --> 00:02:34,041 背景とレイヤとの 輝度値の差に基づいて 52 00:02:34,043 --> 00:02:36,041 輪郭が定義されます。 53 00:02:36,043 --> 00:02:39,106 この差はソフトウエアが 自動的に測定します。 54 00:02:39,108 --> 00:02:42,508 マジックワンドも 層の輝度値の評価を利用しますが 55 00:02:42,510 --> 00:02:45,340 選択した場所に適用する 56 00:02:45,341 --> 00:02:47,473 閾値を 57 00:02:47,475 --> 00:02:49,706 手動で調整できます。 58 00:02:49,708 --> 00:02:52,871 “手動”では、手作業で ポイントを作成して 59 00:02:52,873 --> 00:02:55,775 選択した層の輪郭を 定義できます。 60 00:02:55,776 --> 00:02:58,908 この方法は、層と背景との 輝度値またはコントラストに 61 00:02:58,910 --> 00:03:02,840 十分な差がないときに便利です。 62 00:03:02,841 --> 00:03:05,373 このデモでは 63 00:03:05,375 --> 00:03:08,408 サンプルの画像のレイヤと背景に コントラストの差があるため 64 00:03:08,410 --> 00:03:11,273 “自動”を選択します。 65 00:03:11,275 --> 00:03:17,673 下側で、レイヤの種類も選択します。 66 00:03:17,675 --> 00:03:20,075 画像を貫通するレイヤの 構造を測定できます。 67 00:03:20,076 --> 00:03:22,008 閉じたレイヤの場合は 68 00:03:22,010 --> 00:03:24,941 円形のレイヤの構造を測定できます。 69 00:03:24,943 --> 00:03:27,910 閉じたレイヤでは、 輪郭線の最初のポイントが 70 00:03:27,911 --> 00:03:31,041 最後のポイントに 自動的に接続されます。 71 00:03:31,043 --> 00:03:33,210 設定が完了したら 72 00:03:33,211 --> 00:03:36,375 矢印(次へ)をクリックして “自動”に進みます。 73 00:03:36,376 --> 00:03:38,908 このウィンドウの上部には 74 00:03:38,910 --> 00:03:41,408 数個のオプションがあり 75 00:03:41,410 --> 00:03:43,641 背景に関する詳細を 指定できます。 76 00:03:43,643 --> 00:03:46,240 明るい背景の前に暗いレイヤが 表示される画像では 77 00:03:46,241 --> 00:03:49,011 “ダーク”を 選択してください。 78 00:03:49,013 --> 00:03:51,440 暗い背景の前に明るいレイヤが 表示される画像では 79 00:03:51,441 --> 00:03:54,043 “明るい”を 選択してください。 80 00:03:54,045 --> 00:03:57,975 ソフトウエアによる自動設定 という方法もあります。 81 00:03:57,976 --> 00:04:00,208 この画像では”自動”を選択して 82 00:04:00,210 --> 00:04:06,608 背景の選択を ソフトウエアに任せます。 83 00:04:06,610 --> 00:04:10,076 背景を設定したら、 矢印(次へ)をクリックして 84 00:04:10,078 --> 00:04:14,510 “境界の設定”に進みます。 85 00:04:14,511 --> 00:04:16,376 前の画面で選択した 86 00:04:16,378 --> 00:04:18,641 背景の輪郭に基づいて 87 00:04:18,643 --> 00:04:20,676 境界線を定義できます。 88 00:04:20,678 --> 00:04:24,310 “境界の設定”を クリックします。 89 00:04:24,311 --> 00:04:26,943 定義したい1本目の輪郭線を 90 00:04:26,945 --> 00:04:29,710 クリックして選択します。 91 00:04:29,711 --> 00:04:32,843 線を選択した後で、 輪郭線の両端に 92 00:04:32,845 --> 00:04:36,343 マーカー・ポイントを設定します。 93 00:04:36,345 --> 00:04:38,843 1個目のポイントを 左側に置いて 94 00:04:38,845 --> 00:04:41,243 2個目のポイントを 右側に置いて 95 00:04:41,245 --> 00:04:43,543 輪郭線全体をマーキングします。 96 00:04:43,545 --> 00:04:46,010 この線は独立しているため、 右クリックして 97 00:04:46,011 --> 00:04:47,776 ポイントのマーキングを 終了します。 98 00:04:47,778 --> 00:04:51,746 すると、選択した輪郭線が 青色に変わります。 99 00:04:51,748 --> 00:04:55,248 次の輪郭線を選択して 層を定義します。 100 00:04:55,250 --> 00:04:57,575 1本目の輪郭を定義した層の 101 00:04:57,576 --> 00:05:00,345 下側の線を選択します。 102 00:05:00,346 --> 00:05:02,880 この輪郭線も 103 00:05:02,881 --> 00:05:05,045 始点と終点で マーキングします。 104 00:05:05,046 --> 00:05:07,210 この輪郭線は 105 00:05:07,211 --> 00:05:09,245 暗いレイヤの定義と 関連付けられているため 106 00:05:09,246 --> 00:05:11,811 青色の×印を使用して 107 00:05:11,813 --> 00:05:18,845 下側の輪郭線を2個の ポイントでマーキングすることもできます。 108 00:05:18,846 --> 00:05:21,878 境界線の定義が完了したら 109 00:05:21,880 --> 00:05:23,978 右クリックして終了します。 110 00:05:23,980 --> 00:05:29,311 矢印(次へ)をクリックして “境界の編集”に進みます。 111 00:05:29,313 --> 00:05:33,145 “境界の編集”でできる作業は、 輪郭の追加 112 00:05:33,146 --> 00:05:37,311 境界の移動/削除/結合/分離 113 00:05:37,313 --> 00:05:40,411 境界の平滑化です。 114 00:05:40,413 --> 00:05:42,346 これらの機能を使用して 115 00:05:42,348 --> 00:05:45,646 必要な修正をしてから 最終測定を行います。 116 00:05:45,648 --> 00:05:50,546 境界の平滑化機能を このサンプルで試してみましょう。 117 00:05:50,548 --> 00:05:52,613 “境界の平滑化”ボタンを選択して 118 00:05:52,615 --> 00:05:55,646 平滑化したい境界を クリックすると 119 00:05:55,648 --> 00:05:58,080 必要な量が適用されます。 120 00:05:58,081 --> 00:06:00,778 この機能を使用して 121 00:06:00,780 --> 00:06:04,013 層のギザギザした境界を 滑らかにすることで 122 00:06:04,015 --> 00:06:07,715 測定ポイントを 指定しやすくなります。 123 00:06:07,716 --> 00:06:11,313 境界を選択したら、 右クリックして編集を終了します。 124 00:06:11,315 --> 00:06:16,613 矢印(次へ)をクリックして “レイヤの設定”に進みます。 125 00:06:16,615 --> 00:06:19,846 “レイヤの設定”では、 各レイヤを定義するために 126 00:06:19,848 --> 00:06:21,780 境界線を追加する 必要があります。 127 00:06:21,781 --> 00:06:24,880 最初に“レイヤの追加”ボタンを クリックします。 128 00:06:24,881 --> 00:06:28,580 次に1層目の上側の 境界線をクリックします。 129 00:06:28,581 --> 00:06:30,713 そして下側の境界線を クリックします。 130 00:06:30,715 --> 00:06:33,413 選択したレイヤのファイバー線 または中間線が 131 00:06:33,415 --> 00:06:36,950 自動的に緑色で描画されます。 132 00:06:36,951 --> 00:06:40,181 次に、2層目の上側の 境界線をクリックします。 133 00:06:40,183 --> 00:06:43,250 これは1層目の下側の 境界線と同じ線です。 134 00:06:43,251 --> 00:06:48,348 そして2層目の下側の 境界線をクリックします。 135 00:06:48,350 --> 00:06:50,783 右クリックして 層の定義を終了します。 136 00:06:50,785 --> 00:06:54,581 これで2個の層が定義され、 リストに表示されます。 137 00:06:54,583 --> 00:07:01,813 矢印(次へ)をクリックして “画像の結果”に進みます。 138 00:07:01,815 --> 00:07:05,915 2個のレイヤの各測定結果が 表示されます。 139 00:07:05,916 --> 00:07:07,981 2層目を選択すると 140 00:07:07,983 --> 00:07:11,116 2層目に黄色の 測定線が表示されます。 141 00:07:11,118 --> 00:07:13,448 “全計測の表示”ボタンを選択すると 142 00:07:13,450 --> 00:07:18,915 測定線をすべて 一度に表示できます。 143 00:07:18,916 --> 00:07:21,115 別の種類の測定法を 選択するには 144 00:07:21,116 --> 00:07:23,681 下向き矢印ボタンを クリックします。 145 00:07:23,683 --> 00:07:26,783 層の測定では3種類の方法が利用できます。 146 00:07:26,785 --> 00:07:30,281 “平行”、“垂直” “最短距離”です。 147 00:07:30,283 --> 00:07:32,318 デフォルト設定の“平行”は 148 00:07:32,320 --> 00:07:36,185 計測線が互いに 平行になります。 149 00:07:36,186 --> 00:07:39,083 “垂直”は 緑色の中間線に対して 150 00:07:39,085 --> 00:07:41,518 直角に測定します。 151 00:07:41,520 --> 00:07:44,550 “最短距離”は、 層の内部の最短距離の 152 00:07:44,551 --> 00:07:46,950 測定線を表示します。 153 00:07:46,951 --> 00:07:49,216 閉じたレイヤのオプションを 使用した場合は 154 00:07:49,218 --> 00:07:53,118 ここでもう1つの選択肢があり 155 00:07:53,120 --> 00:07:58,151 放射的に対称なパターンの測定線を 表示できます。 156 00:07:58,153 --> 00:08:01,150 “全計測の表示”を 選択したままにすると 157 00:08:01,151 --> 00:08:03,450 それがレポートに適用されます。 158 00:08:03,451 --> 00:08:06,420 矢印(次へ)をクリックして “結果”に進みます。 159 00:08:06,421 --> 00:08:09,583 “結果”'では、 このサンプルに関して 160 00:08:09,585 --> 00:08:12,383 選択した層すべての厚さの 平均値が表示されます。 161 00:08:12,385 --> 00:08:14,551 レポートとワークブックの 162 00:08:14,553 --> 00:08:17,155 作成を選択できます。 163 00:08:17,156 --> 00:08:23,953 ここでは両方を選択して 矢印(次へ)をクリックします。 164 00:08:23,955 --> 00:08:26,751 レポートの作成を 選択したので 165 00:08:26,753 --> 00:08:29,550 “レポート”ウィンドウに進み 166 00:08:29,551 --> 00:08:32,618 デフォルトのテンプレートか 167 00:08:32,620 --> 00:08:35,385 ユーザー定義テンプレートを 選択できます。 168 00:08:35,386 --> 00:08:38,418 下側でレポートの内容も 定義できます。 169 00:08:38,420 --> 00:08:41,586 ここではデフォルト値をすべて 選択したままにします。 170 00:08:41,588 --> 00:08:44,418 “終了”ボタンをクリックして レポートを完成させて 171 00:08:44,420 --> 00:08:47,885 ワークブックを作成します。 172 00:08:47,886 --> 00:08:51,885 レポートは作成されると Microsoft Wordで開かれます。 173 00:08:51,886 --> 00:08:55,251 1ページ目には “分析概要”が表示されます。 174 00:08:55,253 --> 00:08:58,351 2ページ目には “標本ごとの結果”が表示されます。 175 00:08:58,353 --> 00:09:02,921 3ページ目には画像と レイヤの各測定値が表示されます。 176 00:09:02,923 --> 00:09:06,116 レポートはローカルに、 またはオプションのデータベースに 177 00:09:06,118 --> 00:09:08,651 Word文書として保存できます。 178 00:09:08,653 --> 00:09:10,753 OLYMPUS Streamソフトウエアに戻って 179 00:09:10,755 --> 00:09:13,653 作成されたワークブックを 見ることもできます。 180 00:09:13,655 --> 00:09:17,055 1個目のタブには “概要”が表示されます。 181 00:09:17,056 --> 00:09:21,553 2個目のタブには “標本”の結果が表示されます。 182 00:09:21,555 --> 00:09:25,820 3個目のタブには、両方のレイヤの各測定値が表示されます。 183 00:09:25,821 --> 00:09:28,553 下側に統計値も 表示されます。 184 00:09:28,555 --> 00:09:31,921 このワークブックはローカルに、 またはデータベースに保存できます。 185 00:09:31,923 --> 00:09:36,453 Excelに直接エクスポート することもできます。 186 00:09:36,455 --> 00:09:40,186 この説明ビデオでは、 OLYMPUS Stream画像解析ソフトウエアを使用した 187 00:09:40,188 --> 00:09:44,093 レイヤ計測(層厚測定)について説明しました。 188 00:09:44,095 --> 00:09:46,096 開いたレイヤの場合は 189 00:09:46,098 --> 00:09:53,351 ご質問がございましたら、 弊社まで直接ご連絡ください。