溶接部検査ソリューション

溶接部検査用プローブは、前面および上部からのケーブル接続が可能で、スキャナープローブホールダーとの接触を防ぎます。これらのプローブは、手動と自動どちらの溶接部検査にも適しています。A31およびA32溶接部検査シリーズのフェーズドアレイプローブおよびウエッジでは、溶接部検査が簡素化、標準化され、SN比が改善されます。

PipeWIZARDは、フェーズドアレイ法と従来のUT法を使用した、パイプ円周溶接部の自動検査（AUT）システムです。陸上や海上における厳しい環境下での現場で溶接部を次々と検査できるよう特別に設計されています。

超音波探傷（UT）、TOFD（Time-of-Flight-Diffraction）、フェーズドアレイ（PA）の各手法は、プレートや炭素鋼大径パイプに単独または組み合わせて使用して、高い検出能力で溶接部全体をカバーできます。

COBRA™手動スキャナーは、OmniScan X3探傷器と併用して小径パイプの円周溶接部検査を行います。COBRA小径スキャンユニットには2個のPAプローブを装着可能で、外径0.84インチから4.5インチまでのパイプを検査できます。

デュアルマトリクスアレイ™（DMA）プローブは、タンデム構成でTRL（transmit-receive longitudinal）波を生成します。TRL法は、ノイズが多く出る材料にも対応できるため、オーステナイトや減衰材料のSN比（SNR）を大幅に改善可能です。