
タッチスクリーンインターフェースを装備したOmniScan MX2フェイズドアレイ探傷器は、パワフルなソフトウエア機能を備えており、検査効率向上を実現します。迅速なセットアップ、繰り返し行われる検査設定の保存・呼び出し、レポート作成機能を備え、マニュアル検査とAUT(自動超音波探傷)の両方で優れたパフォーマンスを発揮します。既存のフェイズドアレイモジュールと互換性があります。
2代目のOmniScan MX2は、より一層、効率的な非破壊検査を実現します。既存フェイズドアレイモジュールとの互換性を備え、迅速なセットアップ、繰り返し行う検査設定の保存・呼び出し、レポート作成ができ、マニュアル探傷とAUT(自動超音波探傷)の両方で優れたパフォーマンスを発揮します。次世代の非破壊検査を担うために設計されたフェイズドアレイ探傷器です。
OmniScan MX2は、ポータブルモジュール方式を踏襲しており、高速データ収集機能とソフトウェア機能がさらに充実しています。
速く快適な操作性OmniScan MX2の新しい溶接部開先形状オーバーレイソフトウェアを使用すれば、セットアッププロセスを簡単に短時間で完了させられるので、すぐ検査を開始できます。フェイズドアレイでは業界標準となっているユーザーインターフェイスを踏襲しつつ、すばやい操作応答性、明るく大きな10.4インチのスクリーンの採用、直感的な操作ができるタッチスクリーン機能、高速データ転送などを強化しているため、検査業務をよりスピーディーに行えます。 堅牢性の強化OmniScan MX2は、防滴・防じん性能規格IP 66に準拠した設計です。過酷な検査環境でも落下、水滴、酷使などに対し、優れた耐久性を発揮します。 |
OmniScan MX2は、検査ソリューションの要として、スキャナーや解析ソフトウェアなどと組み合わせて、様々な検査システムを構築することが可能です。また、OmniScan MX2へすぐに統合や設置ができるフェイズドアレイプローブ、スキャナー、解析ソフトウェア、アクセサリー、用途に合わせたソリューションパックなどを豊富にご用意しております。さらに、オリンパスでは、世界中で高品質な校正や修理のサービスを行っています。フェイズドアレイ用途に詳しい専門技術者が、ユーザーのニーズに応じて技術サポートも行います。

タッチスクリーン・インターフェイスにより、すばやく、簡単に操作を行うことができます。また、テキスト入力機能を強化し、カーソル操作やゲート設定もすばやく簡単にできます。

フルスクリーンモードにより、表示を大きくします。離れていても表示を簡単に読取ることができます。この機能は、データ収集モード及び解析モードの両方で使用することができます。
溶接部開先形状オーバーレイのウィザードでは、解析サポート及び内部欠陥の位置検出を目的とした、オーバーレイの作成を行うことができます。


| OmniScan MX | ![]() |
| OmniScan MX2 | 50%大きな画面に
|
| OmniScan MX | ![]() |
| OmniScan MX2 | 100%明るさアップ
|
モジュール互換。未来のニーズに対応する進化型プラットフォーム
OmniScan MX2は、既に販売されている信頼性の高い実績あるモジュールや今後発売される次世代型モジュールまで、ほとんど全てのフェイズドアレイモジュールに対応しています。したがって既にお持ちのフェイズドアレイモジュールを活用することもできます。オープンな基本設計概念のため、ソフトウェアのバージョンアップやフェイズドアレイモジュール16:64Mから32:128までのアップグレードにも対応でき、検査ニーズに合わせてプラットフォームを進化させることが可能です。将来を見据えた設備投資に最適です。
| モジュールの互換性 | OmniScan MX2 | OmniScan MX |
| OMNI-M-PA1664M | ✔ | ✔ |
| OMNI-M-PA1664 | ✔ | |
| OMNI-M-PA16128 | ✔ | ✔ |
| OMNI-M-PA16128PR | ✔ | |
| OMNI-M-PA32128 | ✔ | ✔ |
| OMNI-M-PA32128PR | ✔ | ✔ |
| OMNI-M-PA3232 | ✔ | ✔ |
| OMNI-M-UT | ✔ | |
| OMNI-M-ECT/ECA | ✔ | |
ソフトウェアの互換性 | ||
| MXU-3.X1 | ✔ | |
| MXU-2.Xセットアップ及びデータファイル | ✔ | ✔ |
| TomoView 2.9R71, 2 | ✔ | ✔ |
1. 以前のバージョンは、OmniScan MX2に対応しておりません。
| ||
タッチスクリーン・インターフェイスを搭載した高輝度10.4インチ大型スクリーンにより、すばやく、簡単に操作を行うことができます。また、テキスト入力機能を強化しており、カーソル操作やゲート設定もすばやく簡単です。
メニューの選択及びパラメータの設定

スクリーン上のメニュー、サブメニュー、パラメータへは1度タップするだけで移動できます。
ズーム表示機能と画面のスライド移動

タッチスクリーンのズーム表示機能は、特定のエリアを拡大表示する機能です。ズーム表示モードでは、軽く触れたままドラッグし選択領域を選択した後、拡大表示したい位置で手を放します。

ズーム表示モード:画面を指先で触れて動かせばスライド移動できます。
ゲートの選択と移動

ゲートモードで、ゲートの上に軽く触れたまま、新しい位置にゲートを移動します。

カーソルモードでは、選択するカーソル上を1度だけタップします。ダブルタップし、カーソルを目的の位置に移動します。
テキスト及び値の入力

パラメータをダブルタップすると、値の入力が可能なキーボードやキーパッドを表示することができます。

フォーカルロウ設定ウィザードによるスキャンプランの調整

タッチスクリーンキーパッドによるUTパラメータ調整
重要なパラメータ全てを簡単に設定できるグループウィザード:
| セットアップの速度 | |
| OmniScan MX | ![]() |
| OmniScan MX2 | 50%速度アップ
|
| S-スキャン表示及びA-スキャン表示の更新速度 | |
| OmniScan MX | ![]() |
| OmniScan MX2 | 300%高速化
|

セクタースキャンで定義したエリアにおける感度校正

セクタースキャンのすべてのビームにおける感度校正
一般的なUT規格に倣った校正
校正ウィザードを使用すれば、全グループの各フォーカルロウごとに、シングルチャンネルによる一般的な超音波探傷器と同様の校正が行えます。
校正ウィザード

上: TOFDを表示するデータ収集
右: 2つのフェイズドアレイチャンネル及びTOFDを表示するデータ収集
| パルス繰返し周波数(PRF) | |
| OmniScan MX | ![]() |
| OmniScan MX2 | 40%アップ
|
| データファイルをUSBメモリに高速保存 | |
| OmniScan MX | ![]() |
| OmniScan MX2 | 最大400%の高速化
|
| 最大ファイルサイズ(MB) | |
| OmniScan MX | 160 Mb
|
| OmniScan MX2 | 300 Mb
|

溶接部探傷のレイトレーシング表示で欠陥指示の位置を表示
SDカードにデータを保存し、PCに転送することができます。SDカードの挿入・取り外し時に探傷器を再起動させる必要はありません。さらに、USB 2.0ポート経由でデータを外部機器に転送することも可能です。OmniScan MX2は、OmniScan MXに比べ(使用デバイスに依る)データ転送速度を最大400%も改善しています。

OmniScan MX2では、探傷や解析だけでなく、探傷器で直接、あるいはPC(オフライン)でレポート作成ができます。
| General | |
| 外観寸法(W x H x D) | 325 mm x 235 mm x 130 mm |
| 質量 | 5 kg(モジュールとバッテリー1個を含む) |
| データ保存機能 | |
| ストレージデバイス | SDHCカード、USBメモリー、高速イーサネット |
| データファイルサイズ | 300 MB |
| I/Oポート | |
| USBポート | 3 |
| スピーカー出力 | ○ |
| ビデオ出力 | ビデオ出力(SVGA) |
| イーサネット | 10/100 Mbps |
| 入力/出力ライン | |
| エンコーダ | 2軸エンコーダー(TTL入力 A/B相、up/down、またはパルス/方向) |
| デジタル入力 | TTL入力×4、5 V |
| デジタル出力 | TTL出力×4、5 V、15 mA |
| データ収集オン/オフスイッチ | リモート収集対応TTL、5 V |
| 電源出力ライン | 5 V、500 mA電源出力ライン(ショート防止構造) |
| アラーム | TTL出力×3、5 V、15 mA |
| アナログ出力 | アナログ出力(12ビット)×2、10 kΩで±5 V |
| ペース入力 | 5 V TTLペース入力 |
| ディスプレイ | |
| ディスプレイサイズ | 10.4 インチ(対角26.4 cm) |
| 解像度 | 800ピクセル x 600ピクセル |
| 輝度 | 700 cd/m2 |
| 表示色の数 | 1600万色 |
| 種類 | TFT LCD |
| 電源部 | |
| バッテリータイプ | スマートリチウムイオンバッテリ |
| バッテリー数 | 最大2個 (ホットスワップ可能な構造) |
| バッテリー稼動時間 | 2つのバッテリーで6時間以上 |
| 環境仕様 | |
| 気温(使用時) |
0 ℃~45 ℃
(32:128 PAの場合、0℃~35 ºC) |
| 気温(保管時) |
-20 °C~60 °C(バッテリーがある場合)
-20 °C~70 °C(バッテリーがない場合) |
| 相対湿度 | 0 %~85 %(結露なし)、吸気口なし; 防滴・防じん性能規格IP 66 |
| 耐落下試験 | MIL-STD-810G 516.6 |
| General | |
| 外観寸法(W x H x D) | 244 mm x 182 mm x 57 mm |
| 質量 | 1.2 kg |
| コネクター | フェイズドアレイプローブ用OmniScanコネクター× 1、超音波探触子用BNCコネクター× 2 |
| フォーカルロウの数 | 256 |
| プローブ認識機能 | プローブ自動認識機能 |
| パルサー/レシーバー | |
| 同時制御振動素子数 | 16振動素子 |
| 駆動可能振動素子数 | 128振動素子 |
| パルサー | |
| 電圧 | 各振動素子で40 Vあるいは80 V |
| パルス幅 | 分解能2.5 ns、30 ns~500 nsの範囲内で調整可能 |
| パルス形 | 負矩形波 |
| 出力インピーダンス | 25 Ω以下 |
| レシーバー | |
| ゲイン | 0 dB~74 dB、最大入力信号1.32 Vp-p |
| 入力インピーダンス | 75 Ω |
| システム帯域幅 | 0.75 MHz~18 MHz(-3 dB) |
| ビーム形成 | |
| スキャンタイプ | セクター及びリニア |
| グループ数 | 最大8 |
| アクティブ振動素子数 | 16* |
| 駆動可能振動素子数 | 128 |
| データ収集 | |
| デジタイジング周波数 | 100 MHz(10ビット) |
| 最大パルス速度 | 最大10 kHz(C-スキャン) |
| データ処理 | |
| データポイントの数 | 最大8,000 |
| リアルタイムアベレージング | 2、4、8、16 |
| 波形表示 | RF、全波、半波+、半波- |
| フィルタリング |
ローパス(プローブ周波数により調整)
デジタルフィルタリング(帯域幅、周波数幅) |
| ビデオフィルタリング | スムージング(プローブ周波数幅に適応) |
| データ表示 | |
| A-スキャン更新速度 | リアルタイム: 60 Hz |
| データ同期 | |
| 内部クロック | 1 Hz~10 kHz |
| エンコーダ同期 | 1軸あるいは2軸 |
| プログラム可能な時間補正ゲイン(TCG) | |
| 設定ポイント数 | 16 (フォーカルロウに従い各チャンネルごとに1つのTCGカーブ) |
| アラーム | |
| アラーム数 | 3 |
| 条件 | ゲートの論理上の組み合わせ |
| アナログ出力 | 2 |
| *16:16型、16:64M型、16:64型、32:32型、32:128型もあります。 | |
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