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超音波によって対象物を壊さず検査する非破壊検査機器、超音波探傷器「EPOCH 600」を世界で発売

2010年06月07日

デジタル超音波探傷器EPOCH 600は、高性能で使いやすいポータブル探傷器です。
EPOCH 600は、オリンパス超音波探傷器ラインナップの中でも性能・機能面のバランスが良いミッドシップモデルとして、ユーザーの幅広いニーズに応えることができます。

ジョグダイヤル付キーパッドタイプとナビゲーションキーパッドタイプの2種類を用意しています。 EPOCH 600は、欧州の超音波探傷器性能規格EN12668-1に準拠し、多くの機能を標準搭載していますが、特別用途のためにオプション機能も用意しています。 この探傷器の特長的な機能には、調整可能なPerfectSquare矩形波パルサー、優れたSN比を実現するデジタルフィルター、最大2000 Hz (PRF)のシングルショット測定、ダイナミックDAC/TVG、ゲートトラッキング機能が付いたエコーtoエコー測定などがあります。 特別用途のためのオプション機能には、DGS/AVG、AWS D1.1とD1.5、API 5UE、波形平均化機能などがあります。 特許申請中のデジタル高ダイナミックレンジレシーバーから受信したA-スキャン波形信号は大型の半透過型VGAディスプレイにより、太陽光下でも暗所でも、安定して鮮明に表示されます。

EPOCH 600は、わずか1.68 kgと軽量。横置き型タイプの堅牢な筐体設計で、厳しく危険な環境にも優れた耐久性を発揮します。 ナビゲーションキーパッドタイプの筐体では、防水・防じん性能規格IP67に準拠しており、ジョグダイヤル付キーパッドタイプの筐体では、防滴・防じん性能規格IP66に準拠しています。 筐体の角にはゴムバンパーが付いており、耐衝撃性、耐振動性、爆発性雰囲気の各種耐久試験をクリアしています。 バッテリーによる12時間~13時間の長時間連続稼動が可能になったため、遠く離れた場所でも、アクセス困難な検査場所でも、EPOCH 600を使用することができます。

EPOCH 600は探傷データや校正データの保存やレポート作成が可能です。 2 GBの内蔵メモリーには、さらに2 GBのSDカードで外部からメモリーを追加することができます。 また、PCインターフェイスプログラムGageView Proにも対応しています。 すばやく設定できるファイルセットアップ機能と柔軟なデータ管理機能により、探傷データの記録やレポート作成も簡単で効率的です。

オリンパスNDTの超音波探傷器プロダクトマネージャーであるコールマン・フラナガンは、 「EPOCH 600の起動、メニュー切替、パラメータ調整、およびA-スキャン波形表示は非常に速く、応答します。横置き型の筐体にしたことで、A-スキャン波形を大きく表示できるようになっていますが、従来機種同様、使用頻度の高いパラメータのためにダイレクトアクセスキーも備えています。」と説明しています。

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