Inspection & Measurement Systems

技術情報

フェイズドアレイ探触子の特性

フェイズドアレイ探触子は以下の基本的なパラメーターに従い機能的な分類がされます:

タイプ : フェイズドアレイ探触子の多くは斜角ビーム型です。斜角型はプラスチック製ウエッジ、垂直探傷用プラスチック・シュウ(ゼロ角のウエッジ)、遅延材のどれか一つと組み合わせて使用することを意図して設計されています。斜角型の他に直接接触型及び水浸型探触子も販売されています。

周波数 : 超音波探傷検査は多くの場合2 MHz ~10 MHzで実施されます。その結果フェイズドアレイ探触子の周波数もこの範囲のものが多くなっています。この範囲より更に低周波数の探触子や高周波数の探触子も販売されています。従来型探触子と同様, 透過率は低周波数ほど高くなります。一方、分解能と集束性は 高周波数ほど高くなります。

振動素子数 : フェイズドアレイ探触子は最も一般的には16~128 個の振動素子を持っています。しかし、中には256個もの振動素子を持っているものもあります。振動素子が増えるのに伴いフォーカシング性能及びステアリング性能も向上し、更に検査可能な範囲も増えます。しかし同時にプローブと装置両方のコストも上昇します。振動素子は個々にその発信のタイミングが制御され意図した波面を生成します。従って、これらの振動素子がカバーしている範囲はしばしばアクティブ・ディレクションまたはステアリング・ディレクションと呼ばれます。

振動素子のサイズ : 素子幅が小さくなるのに伴い、ビーム・ステアリング性能は向上します。 しかし広い範囲をカバーする為には素子数を増やす必要がありコストが上昇します。

フェイズドアレイ探触子の寸法パラメーターは慣習的に以下の様に定義付けされています :

この情報を使って装置のソフトウエアは必要なビームを生成します。この情報がプローブ認識ソフトウエアにより自動入力されない場合は、ユーザーがセット・アップ時に入力する必要があります。

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