
MX-IR/BX-IRはシリコンを透明ガラスのように透過して高分解能で内部を観察できる赤外線顕微鏡です。フリップチップ、ウェハレベルCSP、SiPなどの非破壊内部検査に威力を発揮します。
電子機器の薄型化、小型化へのニーズの高まりに伴い、半導体デバイスのパッケージング技術も急速な進化を遂げています。近赤外線顕微鏡を用いれば、SiP(System in Package)や3次元実装、CSP(Chip Size Package)などの可視では見えない領域を非破壊で検査、解析が可能です。
フリップチップボンディングでは、実装後にボンディング部やパターンを可視光で検査することができません。しかし、近赤外線顕微鏡であれば実装後のICチップを破壊することなく、シリコンを透過して内部の観察ができます。顕微鏡下に置くだけで、かんたんに不良解析がおこなえます。FIB(Focuszed Ion Beam)で処理すべき位置の特定にも有効です。
ウエハレベルCSPの加熱試験や加湿試験によるデバイスの変化を非接触で検査することができます。銅配線部の融解や腐食によるリーク、樹脂部の剥離などを確実に観察することができます。
アルミ配線部(裏面観察) |
ハンダの濡れ性評価 |
電極部(裏面観察) |
150~300mmウエハなど大型のサンプルを観察することができます。落射観察のみ対応します。
半導体/FPD検査顕微鏡 MX61 |
工業用検査顕微鏡 MX51 |
電動システム工業顕微鏡 (落射透過兼用) BX61 |
落射観察と透過観察に対応します。 |
システム工業顕微鏡(装置組込みユニット)BXFM |
装置に組み込むことができる小型設計です。
* IRカメラとソフトウェアに関してはホームページにてお問い合わせください。 |
デジタルエンハンス |
リアルタイム観察画像に自動追従するエンハンサ機能を搭載しました。従来はコントラストが低かった近赤外線顕微鏡画像をハイコントラストでストレスなく観察できます。また、8種類の豊富な計測機能が、開発や品質保証分野におけるデータの定量化に貢献いたします。 |
エンハンスなし |
エンハンスあり |
| 計測機能 | |||
2点間測定 |
垂線長 |
線幅測定 |
角度計測 |
円計測 |
面積 |
周囲長 |
四角形 重心間距離 |
| エンハンサ本体仕様 | |
| レンズマウント | Cマウント |
| カメラ方式 | 単板CMOSカラー方式 |
| 撮像サイズ | 1/2インチ |
| 有効画素 | 130 million pixels |
| スキャン方式 | プログレッシブスキャン |
| 外形寸法および質量 | 50(W)×59(H)×59.3(D)mm、約222g(ケーブルの重さ含む) |
| 映像インターフェース | USB2.0 |
| 搭載OS | WindowsXP Professional |
| ソフトウエア仕様 | |
| 画像取り込み | 8bitモノクロ画像、画像サイズ(1280×1024)、フレームレート9.8fps |
| 画像表示 | フルスクリーンモード、デジタルズーム(25~400倍) |
| 画像処理 | エンハンス(自動・手動)、積算処理(2~64回) |
| 図形描画 | 丸、四角、矢印、テキスト |
| 計測機能 |
2点間距離測定、垂線長、線幅測定、角度計測、円計測、
面積、周囲長、四角形重心間距離、計測結果CSV出力 |
| 画像ファイル形式 | ビットマップ、JPEG |
| その他 | 輝度グラフ表示、スケール表示 |
専用対物レンズなどの近赤外観察ユニットを、対応する顕微鏡に搭載することにより赤外線観察が可能な顕微鏡となります。
対応する顕微鏡の仕様については、各顕微鏡の仕様をご参照ください。
近赤外観察ユニット |
IR専用対物レンズ |
赤外線落射観察
> MX61A: 周辺機器を統合的に制御可能な300mmウエハ対応電動モデル
> MX61L/ MX61: 300 mm/ 200 mm ウエハに対応可能な電動モデル
> MX51: 150mmウエハに対応可能なマニュアルモデル
> BX51M: 明視野から蛍光まで幅広い観察に対応する汎用モデル
赤外線落射透過観察
> BX61: 操作の省力化に最適な電動制御モデル
> BX51: 明視野から蛍光まで幅広い観察に対応する汎用モデル
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