
STM6は様々な用途に対応する2軸または3軸の高性能測定機です。機械部品や電子部品などをサブミクロンレベルで測定します。測定対象物に合わせて様々な倍率のレンズ、ステージやオートフォーカス、フォーカスナビゲーションをラインナップしております。
![]() 省スペース設計 |
W 295mm×D 429.4mmのコンパクトなボディに多彩な機能を凝縮しながら、省スペースの小型設計を実現しました。 |
![]() 粗微動共軸ハンドル |
用途に応じて4種類のテーブルから選択することが可能です。50×50、100×50、100×100の3種類のテーブルには粗微動共軸ハンドルを、150×100テーブルにはクラッチフリー機構を採用し、スピーディな移動と微細な位置決めを実現しました。 |
![]() MM6C-CS150(150×100テーブル) |
![]() MM6C-CS100(100×100テーブル) |
![]() MM6C-CS100R(100×50テーブル) |
![]() MM6C-CS50(50×50テーブル) |
![]() FEM解析 |
剛性はもとより測定器として最も重要な精度を長年にわたり維持するために、経年変化に強い高剛性ボディとステージを開発しました。ガイドウエイには優れた真直度が得られるリニアガイド方式を採用し、さらに独自開発のスケールを内蔵することにより、高い信頼性を確保しています。 |
![]() 光学式リニアスケール |
スケールの精度は、測定顕微鏡の精度を左右する重要なポイントです。オリンパスでは独自に開発した高精度光学式リニアスケールから得られる光情報を、電気的に処理して測定しています。また、スケール内蔵位置もアッベの定理(測るべき長さとスケールが、その測定方向に一直線に並ぶ配置が最も誤差が少ない)に基づき誤差を最少にしています。 |
高精度の追求のために、製造から組立にいたる環境を国内第一級レベルに整備しています。厳格に管理された恒温工場で、厳選した素材を高精度に加工し、熟練者の手によりていねいに製品として仕上げています。また、部品ひとつから完成品にいたるまで、厳格なトレーサビリティの基に管理されています。

測定顕微鏡トレーサビリティ体系図
ピント合わせや高さ、深さの測定時の操作性を大幅に向上させる電動フォーカスを採用しました。粗動と4段階の微動(800、400、200、50μm)切換えが手元のZ操作ボックスでおこなえ、作業時の疲労を大幅に軽減します。)
![]() Z操作ボックス |
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![]() カウンタ |
顕微鏡本体と一体にして、表示部を観察位置とほぼ同じ高さの見やすい位置にカウンタを配置しました。視線をわずかにずらすだけで測定値の確認がおこなえ、観察、位置合わせに専念できます。 |
優れた解像とコントラストを実現するUIS2光学系と、サンプルの色を忠実に再現し明るさを変えても色合いが変わらないLED照明を採用しました。これによりエッジの見えは格段にアップし、測定、外観検査の飛躍的向上が図れます。また、LED照明はチラツキや明るさの変動がないため、長時間作業での目の疲れを軽減します。
![]() 白色LED |
![]() ハロゲンランプ |
![]() レチクル |
測定顕微鏡では、測定物とレチクルをいかに正確に合わせるかが重要です。直線を合わせるには、1本の線でおこなうよりレチクルおよび破線があるほうが、正確におこなえます。このような人間の眼の特性や分解能を分析し、焦点板にレチクルと破線を入れて、合わせ精度を向上させました。 |
ワンショット、追従の2つのモードを搭載しています。繊細な操作が要求される目視による高さ、深さの測定を、モードの使い分けにより自動化できます。個人差によるバラツキをなくすと同時に、XYハンドルから手を離さず観察できるなど、Z軸測定の効率を大幅に向上させます。しかも中間鏡筒タイプなので、かんたんに後から追加することができます。
【ワンショットモード】
ラフなピント状態からオートフォーカス実行で視野中心に瞬時にピントを合わせます。
【追従モード】
合焦位置を追従しながら、常にピントの合った状態を保ちます。測定時のピント合わせが不要なため、作業効率が一段と向上します。
| 対物レンズ別オートフォーカス性能一覧 | ||
| 対物レンズ | 再現性(2σn-1)※1 | スポット径※2 |
| LMPLFLN20× | 2µm | ø5µm |
| LMPLFLN50× | 1µm | ø2µm |
| LMPLFLN100× | 1µm | ø1µm |
※1 当社基準サンプルによる値です。
※2 計算による理論値です。
10×~50×対物レンズでの落射明視野、落射暗視野に対応したシステムです。サンプルに投影された指標パターンの上下のズレを合わせることにより、高さ測定をおこないます。目視によるフォーカス合わせに比べ繰返性が向上し、個人差による測定のバラツキが小さくなります。さまざまなサンプルにも対応できる指標パターンはフォーカシングも容易なため、測定時間の大幅な短縮も図れます。
| フォーカスナビゲータイメージ | ||
![]() 前側焦点 |
![]() 焦点位置 |
![]() 後側焦点位置 |
![]() 落射照明ユニット |
さまざまな測定レンジに対応するため落射照明ユニットを、3種類用意しました。測定対物レンズやレボルバを用いた金属対物レンズに対応し、明視野、暗視野、微分干渉観察が可能です。用途に応じユニット追加でシステムアップできます。 |
かんたんにサンプルの平行出しができます。
![]() MM6C-RS2(MM6C-CS150用) |
![]() MM6C-RS1(MM6C-CS100R、MM6C-CS100用) |
![]() 白色LED照明 |
チラツキや明るさの変動がなく長寿命、省電力、小型軽量、コストパフォーマンスの高い白色LED光源ユニットです。 |
![]() 4分割LED照明装置 |
高い色温度でクリアな画像を提供する落射LEDリング照明です。4分割の独立した点灯が可能で、合計13パターンから最適な照明方法を選ぶことができます。 |
三眼鏡筒にはデジタルカメラを付けることが可能です。デジタル画像の保存、記録が可能で、レポート作成などに効果を発揮します。デジタルカメラは画質、機能、使い勝手などの面から用途に応じて選ぶことができます。
![]() 演算装置 MM6-CAL22. |
サンプルとステージの平行出し作業が不要なため、サンプルをステージに載せてすぐに測定をはじめられます。ポイントを入力するだけでかんたんに2次元演算処理をおこなえます。測定中のアライメント項目、測定項目の説明は表示部に表示され、測定結果は内蔵のプリンタにより出力されます。
また、得られた測定データはパソコンへ転送、表計算のソフトを使うことでデータの加工がおこなえます。 |
| 測定顕微鏡 STM6 仕様 | |||
| 光学系 | UIS2光学系(無限遠補正) | ||
| 本体 | 観察法 | 明視野/暗視野/微分干渉/簡易偏光 | |
| 落射/透過 | 落射/透過 | ||
| 照明系 | 10WLED白色照明(落射用)、10WLED緑色照明(透過用) | ||
| 焦準部 | 電動/マニュアル |
マニュアル [マニュアル 2軸/3軸タイプ]
電動 [電動3軸タイプ] | |
| ストローク | 155 mm | ||
| 粗動スピード | 4.8 mm/sec [電動3軸タイプ] | ||
| 微動スピード(可変) | 800 µm/400 µm/200 µm/50 µm (ハンドル1回転) 4段階 [電動3軸タイプ] | ||
| 最大標本高さ | 155 mm (金属対物)、100 mm (測定対物) | ||
| Z軸測定範囲 | 155mm(金属対物)、100mm(測定対物)[マニュアル3軸/電動3軸タイプ] | ||
| 対物レンズ | 測定対物レンズ/金属対物レンズ | ||
| 鏡筒 | 正立単眼鏡筒、正立三眼鏡筒(100:0/0:100) | ||
| ステージ | ストローク |
50(X)x50(Y)mm
100(X)x50(Y)mm 100(X)x100(Y)mm 150(X)x100(Y)mm | |
| 測定精度 |
50 mm ストローク:(3+L/50)µm [L: 測定長(mm)]
100 mm ストローク:(3+2L/100)µm [L: 測定長(mm)] 150 mm ストローク:(3+3L/150)µm [L: 測定長(mm)] | ||
| カウンタ | 最小分解能 |
0.5 µm [マニュアル2軸タイプ]
0.1/0.5 µm (選択) [マニュアル3軸タイプ] 0.1 µm [電動3軸タイプ] | |
| オプション | 演算装置/オートフォーカス/フォーカスナビゲータ | ||
| 外形寸法 |
465(W)x437(D)x596(H)mm [マニュアル2軸タイプ]
465(W)x437(D)x592(H)mm [マニュアル3軸タイプ] 465(W)x437(D)x696(H)mm [電動3軸タイプ] | ||
| 質量 |
94 kg (標準組合せ) [マニュアル2軸タイプ]
95 kg (標準組合せ) [マニュアル3軸タイプ] 97 kg (標準組合せ) [電動3軸タイプ] | ||
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