Industrial Testing Instruments

航空宇宙産業で活躍するオリンパスの検査機器

航空宇宙

近年の急速な技術革新により、ハイテク化および複雑化が進む航空機分野において、装備の「不具合」ひいては「事故」へと繋がる連鎖を断ち、「故障」を未然に防ぐ信頼性の高いメンテナンスを遂行する事は、最も重要な課題の一つとなっています。 最新鋭技術の塊とも言える航空機の中でも、機体の根幹を為す原動機や両翼の品質チェックには「オリンパスの非破壊検査機器」が広く用いられています。これらの装置は、大掛かりな解体作業や無駄な運転停止期間を伴わず、短時間で高精度な診断を可能にし、航空機やロケットの「安全性」や「信頼性」の向上に大きく貢献しています。

超音波装置

超音波厚さ計・超音波探傷器は、航空宇宙産業の製造、整備作業において幅広く使用されています。航空機整備における超音波検査の用途には、機体、ランディングギア、エンジンマウント部等におけるクラックの検出や、外板のブレンディング作業やウィンドウのスクラッチ除去作業後の厚さ測定などがあります。 クラックの検出は従来型の超音波探傷器あるいはフェイズドアレイシステムで行われます。 エンジンの整備中にタービン・ブレードの肉厚をモニターし、タービン・ブレードのルートおよびローターの亀裂を検出します。 複合材のパネルについては、製造段階における層間剥離を検査し、稼働中の衝突損傷の範囲を限定することができます。

渦流装置

渦流技術は、クラック、腐食、導電率の変化および塗料の厚さを検査する必要があればいつでも、使用することができます。航空宇宙産業の整備作業において渦流検査は、機体構造のクラック検出、機体外板の腐食モニタリング、その他ファスナー孔のクラック検出に適用されています。渦流アレイ技術は、現在、航空宇宙産業のメンテナンス最前線で使用されています。検査時間の短縮やデータ統合性の改善にともない、アレイ技術は、従来の検査に代わる技術となりつつあります。また、航空宇宙関連の製造企業においては、機体への取付けを予定している新しい部品や構造物を検査するため、以前から渦流技術が使用されています。

工業用内視鏡

世界初の内視鏡(胃カメラ)を開発したオリンパスは、その後、航空エンジンメーカー協力の下、ガスタービンエンジン検査用の工業用内視鏡を次々と製作してきました。各々のエンジンに最適な外径、有効長、視野角を持った工業用内視鏡は、タービンブレードやノズルガイドベーンの検査に最適なパフォーマンスを発揮します。更に最近ではエンジン内部の異物回収や、ブレードの欠損およびクラックの計測機能を有したビデオスコープが主流となり、最先端のオプトデジタルテクノロジーで航空機の安全航行を強力にバックアップしています。

ハイスピードビデオ

ハイスピードビデオは、肉眼で見えない高速駆動部の一瞬を超スローで再生します。高速で回転するタービンブレード離脱の軌道や振動、バードストライクのシュミレーションなど、エンジン開発や品質管理部門における駆動部解析に威力を発揮します。

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