Inspection & Measurement Systems

フェイズドアレイ/ スキャナー

PVソリューション

溶接部超音波検査ソリューション

オリンパスは、規格に準拠した溶接部自動超音波試験を行えるPV(圧力容器)溶接部検査ソリューションを開発し ました。 持ち運びが可能なため、どこでも検査作業を行うことができます。 データ収集機器、スキャナー、エンコーダーを組み合わせることにより、圧力容器などの溶接部の検査が容易に行えます。

  • 小径から大径までの周方向溶接部をすばやく探傷
  • 溶接部体積の100 %をカバー
  • 突き合わせ溶接、円周溶接、長シーム、溶接線の片側からのみアクセス可能な溶接などほとんどの 溶接形状に対応
  • 肉厚8 mm~300 mmおよび直径100 mmから平面までの試験体の検査可能
  • 検査データのデジタル保存記録
  • 写真フィルムの保存記録不要
  • 持ち運びができ、屋内外で検査可能
  • 放射線試験と比較して低いランニングコスト
  • 放射線試験より高い検出能力
  • さまざまなテクニックを用いて溶接部全体をカバーし、検査効率を向上

PV100

フェイズドアレイパルスエコー法
フェイズドアレイ技術は、多数の振動素子を個別に制御することにより、ビーム屈折角のステアリング操作やビームの集束を行います。

PV100

パルスエコー法(超音波パルス反射法)
パルスエコー法は、反射源からの反射波を使って欠陥を検出する超音波検査です。

PV100

TOFD法(Time of Flight Diffraction)
TOFD 法は、検査対象物の内部欠陥端部で回折された超音波ビームを用いる超音波検査です。

PV100

クリーピング波法
クリーピング波法は、検査対象物の表面を伝播するクリーピング波を用い、反射源からの反射波により欠陥を検出する超音波検査です。

放射線検査に代わる自動超音波探傷について

圧力容器の溶接部検査において超音波技術が極めて有効であると実証されています。超音波検査は、API およびASME Sec III、V、VIII、CC2235、CC2599 およびCC2600 などの標準規格に適合しています。

欠陥指示の比較

PV100

PV100

自動超音波探傷および放射線検査による溶接部検査の解析結果から、超音波探傷では欠陥の長さと高さの両方に関するデータを表示可能で、さらに面状欠陥の検出に優れていることが確認いただけます。

検査技術
内径欠陥の種類自動超音波探傷放射線
1 止端割れ 位置X、YおよびZ
長さサイジング
高さサイジング
位置XおよびY
長さサイジング
2 中心部の縦割れ 位置X、YおよびZ
長さサイジング
高さサイジング
検出困難
3 気孔 位置X、YおよびZ
長さサイジング
位置XおよびY
長さサイジング
4 ルート溶込み不良部 位置X、YおよびZ
長さサイジング
高さサイジング
位置XおよびY
長さサイジング

Olympus PVソリューション

PVソリューション 放射線
放射線の危険性 ×
立入禁止区域の必要性 ×
作業現場で機材セッティングの容易さ ×
検出能力(POD)
(ひびや融合不良などの面状欠陥)
大変優れている 劣る
探傷処理能力 大変優れている 優れている
深さサイジング機能 高精度 低精度
長さサイジング能力 高精度 やや高精度

PV-100 ソリューションは、OmniScan UT 探傷器をベースに構成されています。 この高性能な超音波探傷装置では、同時に2 種類の検査技術を使用します。 TOFD 法とパルスエコー法あるいはクリーピング波法を統合することにより、一度の走査で全体積の検査を行うことができます。

また、検査結果をすばやく表示し、規格に準拠した合格・不合格の評価を行うことができます。 このソリューションは特に、石油化学産業および発電産業におけるプラント建設時の溶接部検査基準に適合する よう設計されています。

PV-100の特長

  • 溶接部の欠陥を即座に検出
  • 欠陥サイズを正確に計測
  • 溶接部の欠陥をすばやく特定可能
  • カスタマイズされたレポートも簡単作成
  • 検査実施のために生産ラインの停止不要
  • 全てのデータを保存可能で、監査および規格準拠に対応

PV-100の用途

  • 風力発電塔建設
  • 圧力容器とパイプの溶接
  • 構造溶接
  • 構造溶接部品
  • 生産管理
  • 溶接部共用期間中検査

PV-100の適用材

試験体厚さ:8 mm~300 mm
試験体直径:100 mm~平面
試験体材料:炭素鋼

PV-100ソリューション用スキャナー

WeldROVER
HSMT-X03
HSMT-Flex

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自動フェイズドアレイ検査システム:最先端の技術を使用して効率を向上

当社が誇るフェイズドアレイ技術を導入して、圧力容器の溶接検査用の自動システムを構築しました。自動超音波検査(AUT)システムPV-200は、さまざまな検査技術を駆使しており、基本のASME規定が要求するレベルよりも優れた検査能力持っています。フェイズドアレイ技術により、スキャナはプローブ位置を変えずに異なった溶接検査に適用することができます。これは、セットアップ時間を短縮しただけでなく、従来の超音波プローブで必要だった機械的構成部品まで不要にしました。機械部品を極力少なくすることで、機械的な障害を低減しています。

  • 手動プローブ調整なしで高速セットアップ
  • 超音波ビーム角度の簡易調整
  • 少ない数のプローブを装備した小型スキャナ
  • 1回のシングルパスで溶接範囲を完全にカバー

検査システムPV-200は、用途に合わせてカスタマイズ可能なデータ収集ユニット、スキャナ、ソフトウエアを装備しています。この収集ユニットにより、すべてのマルチエレメントプローブのチャンネルが制御されます。ソフトウエアは、専用カリキュレーターに搭載されており、プローブを移動せずにビーム角度、深さ、焦点の変更が行えます。ソフトウエアは、溶接上面から欠陥を示すだけでなく、側面および端面からも欠陥を示すことができるため、欠陥の正確な深さを確認できます。

PV-200システムでは、便利で経済的なハンドスキャナを使用することができます。また、回転容器式検査と同様にマグネティックホイールスキャナ、ロボット、その他のオプションを追加して使用することもできます。




PV-200によって実行可能なこと:

  • 品質管理プロセスを支援する溶接部の検査
  • タンデムプローブ手法を使用して判別が難しい縦方向欠陥判定
  • 制御されたフォーカシングによる検出能力向上
  • 溶接断面に対する自動セットアップ手順を作成
  • 結果分析およびレポーティング時間の削減

特殊用途:
• オーステナイト系溶接および異種溶接の検査

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