Inspection & Measurement Systems

用途/事例

アプリケーションノート

ゴム製シートとコーティングにおける厚さ測定

ゴム製のシートとコーティングは、従来の厚さ測定手法では測定することは困難です。しかし、超音波厚さ計を使用すると、(縁の部分だけでなく)ゴム製シートの表面部分を裏面に触ることなく測定することが出来ます。超音波がゴムのコーティング内を伝わり、ゴムと母材の音響干渉によって反射されます。この音響干渉はゴムと鉄、ゴムとプラスチックの境界などで発生します。

特定の物質上のゴムコーティングは、厚さ測定の正確さを維持するために特殊な設定が必要となることがある、というこの用法の特性を正確に把握することが重要です。ゴム上の超音波厚さ測定は、手動もしくは半自動での実施が可能です。

機材: 手動によるゴムシートの厚さ測定は、 35DL35 厚さ計で行うことができます。一般に、これらのハンディータイプ厚さ計は、5MHzまたは、10MHzの周波数の超音波探触子を使用して、0.12mmから6mm(0.10から0.25インチ)の範囲でゴム材料を測定出来ます。

厚肉のゴムまたは、減衰ゴム材料は、 35DLHP(高浸透性)のバージョンで測定しなければならない場合があります。

この用途に使用される製品

35

35はポケットサイズの精密厚さ計です。一振動子型探触子を用い、金属、プラスチック、ゴム、ガラス、複合材料などの厚さ測定に使用できます。測定範囲は、0.08 mmから635.0 mmです。ライブ波形表示機能や測定調整機能を備えています。

35DL

ポケットサイズの35DLは、一振動子型探触子を使用して、金属、プラスチック、ゴム、ガラス、および複合材料を精密に測定するハンディータイプ超音波厚さ計です。モデル35と同様の機能を備えていますが、データロガーを内蔵しています。

35DL-HP

ポケットサイズの35DL-HP(ハイペネトレーション)は、グラスファイバー、鋳造金属、ゴム等の厚物の測定や超音波減衰材料測定に使用するハンディータイプ超音波厚さ計です。一振動子型探触子を使用します。モデル35と同様の機能を備えていますが、データロガーを内蔵しています。

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