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カミソリの刃先の評価 - レーザー顕微鏡による微細形状測定


アプリケーション

かみそりの切れ味は刃先の状態に依存し、刃先が欠けたものは切れ味が落ちます。刃の耐性試験において、先端の形状を正しく把握することは品質向上の観点で非常に重要ですが、かみそりの先端は非常に鋭角で、従来はその形状を正確に撮影することは困難でした。

オリンパスのソリューション

オリンパスの3D測定レーザー顕微鏡LEXTでは、斜面の検出感度が非常に高いので、カミソリのような微細な刃先の形状でも3次元的に観察したり形状測定を行うことが可能です。新品と使用後の刃先を比較することで、切れ味が悪くなった場合の刃先の様子が視覚的に確認できるほか、高分解能かつ高精度な3次元形状測定を行うことができるので、刃先の角度や欠けの深さなどの定量的な評価も可能です。

良品

Razor blade_new_ob100x3D

Razor blade_new_ob100x3D

対物レンズ: 100X ズーム: 1X

使用後の刃先欠け

Razor blade_used_ob100x3D

Razor blade_used_ob100x3D

対物レンズ: 100X ズーム: 1X

Olympus IMS

この用途に使用される製品

LEXT OLS5100は、非接触・非破壊で微細な3D形状の観察・測定が可能なレーザー顕微鏡です。 サブミクロンオーダーの微細な形状測定に優れ、スタートボタンを押すだけでオペレーターの習熟度に左右されない測定結果を得ることができます。 また、新開発の『実験トータルアシスト』により、実験計画作成からデータ取得・解析、分析・データ出力までを一括管理することで、人為的なミスを低減し、手戻りを防ぎます。ISO/IEC 17025認定校正に対応しています。

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