1 00:00:09,310 --> 00:00:11,111 我々がVANTAを開発したのは、 2 00:00:11,111 --> 00:00:12,713 より良い多くのことが、もっとできると 確信していたからです。 3 00:00:12,713 --> 00:00:16,616 VANTAの特長は、 3つのキーワードで表現できます。 4 00:00:16,616 --> 00:00:19,653 堅牢、革新、多才、です。 5 00:00:19,653 --> 00:00:21,155 VANTAのユニークな特長は、 搭載された各種機能の 6 00:00:21,155 --> 00:00:22,556 コンビネーションにあると 7 00:00:22,556 --> 00:00:23,825 言えます。 8 00:00:23,825 --> 00:00:27,661 前機種DELTAの 製造現場や、 9 00:00:27,661 --> 00:00:30,365 サービス担当者の 声を聞いたり、 10 00:00:30,365 --> 00:00:33,635 アプリケーションエンジニアに 意見を求めたりしましたが、 11 00:00:33,635 --> 00:00:36,336 最も重視したのは 12 00:00:36,336 --> 00:00:38,573 お客様の声に 耳を傾けることでした。 13 00:00:38,573 --> 00:00:41,308 お客様のご意見は 製品を設計するにあたり 14 00:00:41,308 --> 00:00:43,243 とても真剣に受け止めています。 15 00:00:43,243 --> 00:00:46,713 長年の経験から蓄積された お客様からのフィードバックを 16 00:00:46,713 --> 00:00:49,250 VANTAの開発に 反映させました。 17 00:00:49,250 --> 00:00:51,118 堅牢な分析計を設計し、 18 00:00:51,118 --> 00:00:53,186 お客様の装置の稼働時間を 最大限に伸ばしたい、 19 00:00:53,186 --> 00:00:55,055 また、装置を使用するたびに 20 00:00:55,055 --> 00:00:56,356 毎回、確実に動作する、 そういう分析計を追求しました。 21 00:00:56,356 --> 00:00:57,958 「VANTAが堅牢である」と、説明する時は、 22 00:00:57,958 --> 00:01:00,295 本当に斬新な堅牢設計であることを 意味しています。 23 00:01:00,295 --> 00:01:02,430 米国の軍用規格である MIL 810-Gの 24 00:01:02,430 --> 00:01:05,100 約1.2mの落下試験に合格した 唯一のXRF分析計です。 25 00:01:05,100 --> 00:01:09,870 防塵・防水性能規格IP65とIP64にも 準拠しています。 26 00:01:09,870 --> 00:01:12,706 連続運転状態で -10°Cから50°Cまで対応でき、 27 00:01:12,706 --> 00:01:14,575 猛暑の屋外など 28 00:01:14,575 --> 00:01:17,411 厳しい環境下でも 終日使用できます。 29 00:01:17,411 --> 00:01:19,880 また、ディテクターシャッターも 搭載されています。 30 00:01:19,880 --> 00:01:22,183 お客様がより的確な判断を 31 00:01:22,183 --> 00:01:24,751 現場でできるよう 革新的な設計を採用しました。 32 00:01:24,751 --> 00:01:27,521 その具体例が 当社独自のAXON TECHNOLOGYであり、 33 00:01:27,521 --> 00:01:30,891 信頼性のある結果を迅速に お届けできるようになりました。 34 00:01:30,891 --> 00:01:32,860 AXON TECHNOLOGYは 35 00:01:32,860 --> 00:01:35,563 検出器、信号処理、カウントに関する 信号処理性能全般を 36 00:01:35,563 --> 00:01:39,433 さらに強化しています。 37 00:01:39,433 --> 00:01:42,770 そして、これまで以上に 優れた分解能と 38 00:01:42,770 --> 00:01:45,906 高いスループットを 実現できました。 39 00:01:45,906 --> 00:01:47,941 それにより 精度も向上しました。 40 00:01:47,941 --> 00:01:50,178 つまり、お客様にとって、より迅速で 41 00:01:50,178 --> 00:01:51,545 高精度な検査が可能となります。 42 00:01:51,545 --> 00:01:53,446 また、分析計での 検査効率も上がり、 43 00:01:53,446 --> 00:01:55,650 直感的に分かりやすい操作ができます。 44 00:01:55,650 --> 00:01:57,951 生産性を高める機能として、 45 00:01:57,951 --> 00:02:00,821 グレードマッチ・メッセージ機能なども 組み込まれています。 46 00:02:00,821 --> 00:02:05,226 そしてVANTAには、 複数の分析計を管理できる 47 00:02:05,226 --> 00:02:08,361 フリート・マネージャー機能も搭載しました。 48 00:02:08,361 --> 00:02:12,166 お客様がVANTAを 4、5台購入された場合、 49 00:02:12,166 --> 00:02:14,335 それらのVANTAを 50 00:02:14,335 --> 00:02:16,803 同様に設定できます。 51 00:02:16,803 --> 00:02:18,673 一つの設定を 52 00:02:18,673 --> 00:02:20,441 複数の分析計に適用できるほか、 53 00:02:20,441 --> 00:02:22,876 異なる複数の設定を 一つの分析計に保存もできます。 54 00:02:22,876 --> 00:02:24,745 検査を専門に行うお客様の場合、 55 00:02:24,745 --> 00:02:26,446 特定の顧客の設定を保存し、 56 00:02:26,446 --> 00:02:28,348 もし、別の顧客がデータを 57 00:02:28,348 --> 00:02:30,351 少し変えて表示したい場合には、 58 00:02:30,351 --> 00:02:32,886 その顧客のために 別な設定を保存できます。 59 00:02:32,886 --> 00:02:35,290 DELTAを発売して以来、 60 00:02:35,290 --> 00:02:37,058 この6年間で 61 00:02:37,058 --> 00:02:39,093 技術は大きく進歩しました。 62 00:02:39,093 --> 00:02:40,761 携帯電話を例にとっても、 63 00:02:40,761 --> 00:02:43,396 発売当初よりも今日の機種は 非常に多くの機能を備えています。 64 00:02:43,396 --> 00:02:46,466 分析計でも、そのような技術を 利用できれば、と考えました。 65 00:02:46,466 --> 00:02:50,170 ユーザーインターフェースは、 シンプルで、 66 00:02:50,170 --> 00:02:51,738 直感的に分かりやすく、 67 00:02:51,738 --> 00:02:52,840 洗練されたものにしたいと考えました。 68 00:02:52,840 --> 00:02:56,543 その第一歩として、 iPhoneやAndroid、 69 00:02:56,543 --> 00:02:59,513 他のWindowsベースの携帯電話が 70 00:02:59,513 --> 00:03:01,181 インターフェースに関係する問題点を 71 00:03:01,181 --> 00:03:03,618 どのように解決したのか 研究しました。 72 00:03:03,618 --> 00:03:05,353 VANTAに対するユーザー経験のポイントとして、 73 00:03:05,353 --> 00:03:09,190 大型の鮮やかなスクリーンに 焦点をあてました。 74 00:03:09,190 --> 00:03:12,726 そのスクリーンと アクセント色を用いることにより、 75 00:03:12,726 --> 00:03:15,763 強調すべき情報が 簡単に目に留まるようにし、 76 00:03:15,763 --> 00:03:18,700 情報を一目で はっきり読むことができ、 77 00:03:18,700 --> 00:03:20,701 携帯電話を操作できる方なら どなたでもわずか数秒で 78 00:03:20,701 --> 00:03:22,403 VANTAを操作できるように 79 00:03:22,403 --> 00:03:24,605 設計しました。 80 00:03:24,605 --> 00:03:27,075 この分析計の 最大の特長は、 81 00:03:27,075 --> 00:03:28,943 分析ラボの性能を 82 00:03:28,943 --> 00:03:31,045 ユーザーの手のひらにのせたことです。 83 00:03:31,045 --> 00:03:33,013 これにより、分析結果を 84 00:03:33,013 --> 00:03:35,350 すぐに必要とする現場で 直接アクションを起こすことができます。 85 00:03:35,350 --> 00:03:37,718 今後、 最も重要になるのは、 86 00:03:37,718 --> 00:03:41,021 分析計に無線LAN機能を 搭載し、 87 00:03:41,021 --> 00:03:43,123 直接、クラウドに接続できる点だと 考えています。 88 00:03:43,123 --> 00:03:44,758 これは大きな投資になると思います。 89 00:03:44,758 --> 00:03:47,695 分析計を使った時の 90 00:03:47,695 --> 00:03:49,496 効率を高めることへの 投資です。 91 00:03:49,496 --> 00:03:52,300 以上のことは、単に性能を数段階向上させる、 92 00:03:52,300 --> 00:03:54,235 というレベルではありません。 93 00:03:54,235 --> 00:03:57,538 単に幾つかの機能を加えよう、という レベルでもありません。 94 00:03:57,538 --> 00:04:00,073 むしろ、何年にもわたってお客様が 本当に求め続けてきたものを 95 00:04:00,073 --> 00:04:02,076 すべて実現したいと考え、 96 00:04:02,076 --> 00:04:03,210 堅牢な設計、 97 00:04:03,210 --> 00:04:04,478 生産性の向上、 98 00:04:04,478 --> 00:04:06,180 使いやすさなど、 99 00:04:06,180 --> 00:04:07,848 分析計の性能を強化させました。 100 00:04:07,848 --> 00:04:10,216 お客様には、 高精度な分析結果を 101 00:04:10,216 --> 00:04:12,286 迅速に取得できるということを ご体感頂けると思います。 102 00:04:12,286 --> 00:04:15,423 堅牢。革新。多才。 103 00:04:15,423 --> 00:04:17,325 この3つは、 VANTAが 104 00:04:17,325 --> 00:04:19,793 お客様に提供する価値を表す キーワードです。 105 00:04:19,793 --> 00:04:22,063 装置の稼働時間を最大限に伸ばし、 106 00:04:22,063 --> 00:04:24,898 投資の早期回収と 所有コストの低減に貢献します。 107 00:04:24,898 --> 00:04:26,766 優れた分析性能により、 108 00:04:26,766 --> 00:04:29,236 現場で迅速に 的確な判断を下すことができます。 109 00:04:29,236 --> 00:04:31,238 そして効率的な分析と 110 00:04:31,238 --> 00:04:33,641 生産性の高いユーザー経験を お届けします。 111 00:04:33,673 --> 00:04:46,485 それがVANTAのパワーです。