1 00:00:06,171 --> 00:00:12,511 ハンドヘルド蛍光X線分析計 DELTA クイックスタートビデオ 2 00:00:12,511 --> 00:00:15,414 こんにちは。私は、メイブリー・アンドリューです。 3 00:00:15,414 --> 00:00:18,651 このビデオでは、DELTAでサンプルを、 4 00:00:18,651 --> 00:00:23,356 簡単に、スピーディに、安全に測定できることを 5 00:00:23,356 --> 00:00:26,091 紹介したいと思います。 6 00:00:26,091 --> 00:00:28,828 DELTA用のキャリングケースの中には 7 00:00:28,961 --> 00:00:32,831 納品書、クイックスタートガイドなどの書類 8 00:00:32,964 --> 00:00:35,234 DELTA本体 9 00:00:35,368 --> 00:00:37,936 リチウムイオンバッテリー2個 10 00:00:38,070 --> 00:00:40,473 Cal Check用試験片 11 00:00:40,606 --> 00:00:42,508 USBケーブル 12 00:00:42,641 --> 00:00:47,646 ソフトウェア等が入ったUSBメモリ 13 00:00:47,779 --> 00:00:51,150 カプトンフィルムまたはプロレンフィルム 14 00:00:51,283 --> 00:00:55,221 ドッキングステーション用の ACアダプターが梱包されています。 15 00:00:55,354 --> 00:00:59,891 梱包材の下には 16 00:00:59,891 --> 00:01:01,326 ドッキングステーションと 17 00:01:01,459 --> 00:01:05,398 ACアダプター(オプション)が入っています。 18 00:01:05,531 --> 00:01:09,301 DELTAを使用する場合はバッテリーカバーを開け 19 00:01:09,301 --> 00:01:12,104 フル充電されたバッテリーを挿入し 20 00:01:12,104 --> 00:01:14,873 バッテリーカバーを閉じます。 21 00:01:14,873 --> 00:01:17,709 バッテリーの向きに注意してください。 22 00:01:17,709 --> 00:01:20,580 バッテリーが中に入らない場合は 23 00:01:20,580 --> 00:01:25,818 取り出して向きを変え、入れ直してください。 24 00:01:25,818 --> 00:01:30,489 DELTAの上部にある 電源ボタンを押します。 25 00:01:30,489 --> 00:01:34,726 電源を入れると 放射線の安全な取り扱いについて警告画面が表示されます。 26 00:01:34,726 --> 00:01:38,263 警告を読み終えたら、スタートボタンをタップします。 27 00:01:38,263 --> 00:01:41,499 DELTAを初めて使用する場合は 28 00:01:41,499 --> 00:01:43,603 Cal Checkを行います。 29 00:01:43,636 --> 00:01:46,238 Cal Checkにより 30 00:01:46,238 --> 00:01:49,275 DELTAが正常に 動作しているか確認できます。 31 00:01:49,275 --> 00:01:53,413 DELTAを使用したか しないかに関わらず 32 00:01:53,446 --> 00:01:57,183 このCal Checkは10時間ごとに 必ず行います。 33 00:01:57,183 --> 00:02:00,119 Cal Check用試験片を 平らな場所に置き 34 00:02:00,119 --> 00:02:03,389 分析計の測定窓を 試験片の上にあてます。 35 00:02:03,389 --> 00:02:07,093 そして、ディスプレイの Cal Checkアイコンをタップします。 36 00:02:07,093 --> 00:02:12,331 Cal Checkは30秒以内に終了します。 37 00:02:12,331 --> 00:02:15,234 Cal Checkは、X線を照射する測定です。 38 00:02:15,234 --> 00:02:18,169 赤色のX線インジケータが点滅し、 39 00:02:18,169 --> 00:02:21,874 X線の照射が実行中であることを 知らせます。 40 00:02:21,874 --> 00:02:25,111 ここで、X線の安全性について 説明したいと思います。 41 00:02:25,111 --> 00:02:28,448 DELTAを正しく使用するために 42 00:02:28,448 --> 00:02:31,150 取扱説明書で説明されている 測定方法と 43 00:02:31,150 --> 00:02:33,686 適切な安全対策を遵守していれば 44 00:02:33,686 --> 00:02:36,654 作業者や周辺にいる人々は安全です。 45 00:02:36,654 --> 00:02:39,191 DELTAは 信頼性のある安全な装置ですが 46 00:02:39,191 --> 00:02:43,295 知っておくべき重要な点が いくつかあります。 47 00:02:43,295 --> 00:02:48,601 赤色のランプが点滅している間は、 X線の照射が行われています。 48 00:02:48,601 --> 00:02:52,238 この間、DELTAを決して自分に 向けないようにします。 49 00:02:52,271 --> 00:02:56,809 また、けして他の人にも 向けないでください。 50 00:02:56,809 --> 00:03:01,479 DELTAの測定窓の前や周辺には 手を置かないでください。 51 00:03:01,479 --> 00:03:06,151 Cal Checkを終了すれば、 DELTAでサンプルを測定開始できます。 52 00:03:06,151 --> 00:03:10,590 お手持ちのDELTAは、 お客様の用途に合わせて構成されています。 53 00:03:10,590 --> 00:03:13,158 このビデオで使用するDELTAは 合金品種判定用に 54 00:03:13,158 --> 00:03:15,494 構成されています。 55 00:03:15,494 --> 00:03:18,431 そこで、このビデオでは 金属の測定を行いたいと思います。 56 00:03:18,431 --> 00:03:20,600 合金品種判定用のDELTA Classicには 57 00:03:20,600 --> 00:03:23,168 Window Guardが付いています。 58 00:03:23,168 --> 00:03:25,238 PremiumモデルとProfessionalモデルには 59 00:03:25,238 --> 00:03:27,540 軽元素の測定機能があります。 60 00:03:27,540 --> 00:03:29,408 軽元素を測定する場合、 Window Guardを取り外します。 61 00:03:29,408 --> 00:03:34,613 モード選択画面でAlloy Plusを選択してから サンプル(軽元素を含む)を測定します 62 00:03:34,613 --> 00:03:38,083 測定窓をサンプルの上に置き、測定し、結果表示を見る この3ステップで 63 00:03:38,083 --> 00:03:41,253 わずかな時間で測定できます。 64 00:03:41,253 --> 00:03:43,756 成分を測定し、合金品種を判定して、 65 00:03:43,756 --> 00:03:46,091 測定が終了します。 66 00:03:46,091 --> 00:03:49,561 手動で測定を終了する必要はありません。 67 00:03:49,561 --> 00:03:51,596 測定が終了するとすぐに 68 00:03:51,596 --> 00:03:54,066 次の測定を開始できます。 69 00:03:54,066 --> 00:03:59,771 赤色のX線インジケータが点滅している間は X線を照射していますのでご注意下さい。 70 00:03:59,771 --> 00:04:02,541 赤色のX線インジケータが点灯している間は 71 00:04:02,541 --> 00:04:06,679 DELTA内部のX線管は 通電中ですが 72 00:04:06,679 --> 00:04:09,748 X線を照射していません。 73 00:04:09,748 --> 00:04:13,753 バッテリー駆動時間は、およそ4時間です。 74 00:04:13,753 --> 00:04:16,021 すべてのDELTAには、 ホットスワップ式バッテリーが付いています。 75 00:04:16,021 --> 00:04:18,824 そのためバッテリーを交換する場合に 76 00:04:18,824 --> 00:04:21,659 DELTAの電源を切る必要はありません。 77 00:04:21,659 --> 00:04:24,563 バッテリーの交換は バッテリーカバーを開け 78 00:04:24,563 --> 00:04:28,033 バッテリーを引き出し 別のバッテリーを挿入するだけです。 79 00:04:28,033 --> 00:04:33,540 バッテリーを引き出すと、バッテリーステイタス画面で  ホットスワップが可能な残時間を表示します。 80 00:04:33,540 --> 00:04:35,441 充電済みのバッテリーを挿入し 81 00:04:35,441 --> 00:04:39,145 電源を落とさずに測定を続行できます。 82 00:04:39,145 --> 00:04:42,848 DELTAを使用しない間は 83 00:04:42,848 --> 00:04:45,351 DELTAをドッキングステーションに置いておきます。 84 00:04:45,351 --> 00:04:49,054 ドッキングステーションは 自動的にCal Checkを実行するとともに 85 00:04:49,054 --> 00:04:51,758 DELTA内のバッテリーを 自動充電します。 86 00:04:51,758 --> 00:04:55,461 また予備のバッテリーも 充電します。 87 00:04:55,461 --> 00:04:58,196 DELTAの電源がオンであれば 88 00:04:58,196 --> 00:05:00,899 ドッキングステーションは DELTAを認識することができます。 89 00:05:00,899 --> 00:05:03,669 DELTAの画面に、 両方のバッテリーの充電状態を 90 00:05:03,669 --> 00:05:09,208 表示し、Cal Checkを 自動的に行います。 91 00:05:09,208 --> 00:05:14,479 以上でオリンパスの蛍光X線分析計 DELTAの紹介を終わります。 92 00:05:14,479 --> 00:05:17,649 さらに詳しい内容については お近くのオリンパスにお問い合わせください。 93 00:05:17,649 --> 00:05:27,826 または、当社のウェブサイト www.olympus-ims.comをご覧ください。